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[韓国ゲーム事情#324]RO第10のエピソードが本サーバーに実装
2005/03/29 17:41
Kimの韓国最新PCゲーム事情#324

「Ragnarok Online」第10のエピソード,本サーバーに実装(2005/3/29)

Text by Kim Dong Wook特派員

 Gravity社は本日(3月29日),MMORPG「Ragnarok Online」(邦題 ラグナロクオンライン。以下,RO)10番めのエピソードとなる「シュバルツバルド共和国」を,開発本家韓国の本サーバーに実装した。

 同社は2005年以降,ROに対して"なにかしらのテーマをもった大規模アップデート"を行おうと計画している。今回実装される「シュバルツバルド共和国」は,この計画の第一弾。これまで首都「ジュノー」だけが存在していたシュバルツバルド共和国に新都市を続々と追加し,2005年末までに"共和国"としての体裁を整える予定だという。
 その新都市の一つとして公開された「アインブロク」(記事は「こちら」)は,シリアスタッチで描かれた赤い霧の鉄鋼産業都市だった。コミカルかつ温かいタッチで描かれてきた従来の都市とは明確に差別化されたマップとして,話題となった。

 さて今回実装される10番めのエピソードには,プレイヤー達の意見,嗜好(しこう)が積極的に反映されている。
 例えば"新規カードのコレクション"は,全世界のプレイヤー達が描いたカードイラストをゲーム内に登場させたものである。これはプレイヤーのアイテム収集欲を格段に高めると同時に,プレイヤーは"カード組合"を通じて,キャラクターの戦闘能力をパワーアップできるようになる。
 また推理型クエストの「The Sign」も,2003年のクエスト募集企画に応募されたプレイヤーのアイデアだ(記事は「こちら」)。これはプレイヤーの企画が直接ゲームに結びついた最初の事例といってもいいだろう。

 そんなエピソード10が,期待のかかる2-2次転生キャラクターのイメージ完成と共に,本サーバーに登場する。

 同作の開発チームメンバーは,

「6月までに,鋼鉄都市と共に企画した"企業都市のリヒタルゼン" "飛空艇システム" "ユペロス古代科学ダンジョン"を追加して,シュバルツバルド共和国をさらに広げていく予定です。また"新規装備アイテム" "追加転生スキル"の追加も行い,プレイヤーに新しい楽しさを提供していきます。長い間実装せずにプレイヤーをヤキモキさせた"ホムンクルスシステム"も,7月前には公開できると思います」

と,今後の計画を語っている。

「ラグナロクオンライン」
 →公式サイトは「こちら」
 →紹介ページは「こちら」

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【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2005.03/20050329174139detail.html