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「Sealモバイルi」「シールオンライン」合同の発表会を開催
2005/04/07 22:36
 本日(4月7日),MMORPG「シールオンライン」を運営するKESPIおよびYNK JAPANと,NTTドコモのFOMAシリーズ向けRPG「Seal モバイルi」を開発/運営するウェブ ドゥ ジャパンは,3社合同で発表会を開催した。
 発表会では,Sealモバイルiのサービス概要の紹介に続き,先ほど「こちら」でお伝えしたシールオンラインの大幅アップデート詳細と今後の予定,さらにKESPIとYNK JAPANが今冬からサービスをスタートする予定の新タイトルが明らかになった。



株式会社ウェブ ドゥ ジャパン
コンテンツビジネス事業部 コンテンツ営業部
小島亮平氏
「アプリ環境やパケット代の定額制などで,PCのオンラインゲームを再現できるようになった。シールオンラインとSealモバイルiの両方のプレイヤーを楽しませるのは当然だが,プロモーションにも力を入れて,"シール"の知名度を上げていきたい」
■「Sealモバイルi」,4月4日よりスタート

 4月4日にサービスがスタートしたばかりのSealモバイルiのゲーム内容は,「こちら」でお伝えした通り。月額315円(税込)の定額課金制で,同じNPCやバイルが登場するなどシールオンラインの雰囲気はそのままに,オリジナルストーリーが楽しめるRPGだ。

 Sealモバイルiでは,会員継続月数に応じて(1か月で1枚。最大12枚)の"福引き券"が配られ,この福引き券を利用した"福引き"で,シールオンラインのレアアイテムが当たるといったPC版との連動企画が用意されている。これは連動企画の"第1弾"で,その他の連動企画は今後随時実装されていく。
 携帯電話というプラットフォームによる制限もあり,純然たる"リアルタイムのMMORPG"ではないため,シールオンライン上でのコミュニケーションを満喫しているプレイヤーには物足りなく映るかもしれないが,ほかのプレイヤーのミラーデータとパーティを組んで,擬似的にMMOっぽく遊ぶ仕掛けは用意されて。

 なおSealモバイルiでは,4月下旬にクエストの第1弾が実装される予定。以後,毎月一つずつクエストが追加されていくという。このクエストは,それぞれ1話完結タイプとのことだが,ストーリー的には続いているものらしい。
 さらに6月,8月,10月と2か月ごとにマップを拡張していき,その後自動生成ダンジョンが導入されるとのこと。
 つまりほぼ毎月,何かしら新しい遊びが提供されるわけで,相当長い期間飽きずに遊べそうだ。

 対応機種は現在,D900i,F900i,F900iC,F900iT,N900i,N900iS,N900iG,P900i,P900iV,SH900i,SH901iC,F901iC,N901iC,D901i,P901iの15機種だが,今後はNTTドコモ以外のキャリアでの展開も視野に入れているそうなので,他キャリアのユーザーは楽しみに待とう。



KESPI代表取締役 澤 紫臣氏
「現在,シールオンラインのプレイヤーは,下は小学生から上は50代までと幅広い。今後,オンラインでのエチケット,ネチケットをネットゲームを通じて学んでいく若い世代が増えていくだろう。(インターネット上の)コミュニティをいつも背負っているということについて,責任を持って運営していきたい」
■「シールオンライン」の今後の予定

 続いて,KESPI代表取締役の澤氏より,シールオンラインの今後のアップデートに関する展望が明らかにされた。どれもスケジュールや詳細は未定とのことで,非常に曖昧な表現に終始していたが,プレイヤーにとっては気になるだろう情報なので,ここでは発表資料に記載されていた内容を,原文のまま掲載しよう。

●2次職はあるの?
2次職はシールオンラインの登場当初から考えられているシステムであり、今年中にはなんらかの形で目に見えるものと思われます。

●ペットはさらに進化するの?
こちらもペット登場時から「ガーディアン」という名前でペットの最終形態について言われておりましたが、「現在のガーダーに搭乗したまま戦える」「ペットが一緒に戦闘に参加してくれる」などいくつかの話が聞こえてきますが、もう一段階進化があることには変わりはないようです。

●ゲーム内でミニゲームなどはできるようになるの?
ゲーム内コンテンツがいくつか具体的に計画が進められているとのことです。マデリンにカジノができるという話もありますが、確定ではありません。

●ギルド対戦システムは?
ギルド同士の戦いでは、何かを取り合うような戦いができるようになるという話です。

●クエストやフィールドは?
先日韓国でさらに先のストーリーが実装されていますが、今後のクエスト展開にあわせて、シカラ村と呼ばれる地域をはじめ、実装される模様です。
パーティーで攻略する「シークレットチャンバー」というエリアが考案されているほか、初心者向けのチュートリアルがゲーム内に登場するなどもありそうです。



■今冬より4タイトルをリリース予定

 そして発表会の最後には,KESPIとYNK JAPANが今後日本でのサービス展開を予定しているタイトルが公開された。

 まず今冬からのサービスを予定しているのが「プッシュベアー」(仮称)と「ローズの戦争」(仮称)。プッシュベアーは,最大で3対3の対戦ができるドッジボールタイプの一画面アクションゲーム。ローズの戦争は,往年のテレビ番組「ラブアタック大作戦」のような相性診断やミニゲームを通じてお目当ての異性と仲良くなってしまおうというコミュニケーションゲームだ。
 さらに,最大6人による対戦が可能な「イージーファイターズ」(仮称),シールオンラインとは異なりリアルなグラフィックスが採用されたMMORPG「ローハン」(仮称)と,合計4タイトルが控えているという。

 なお4Gamerでは,プッシュベアーとローズの戦争のプレイムービーを入手したので,後ほど公開する予定だ。(tet)


上段左から,「プッシュベアー」「ローズの戦争」「イージーファイターズ」「ローハン」


「シールオンライン」
 →公式サイトは「こちら」
 →紹介ページは「こちら」

「Sealモバイルi」
 →公式サイトは「こちら」
 →アクセス方法:iMenu⇒メニューリスト⇒ゲーム⇒ロールプレイング⇒Sealモバイルi

「プッシュベアー」(仮称)
 →紹介ページは「こちら」

「ローズの戦争」(仮称)
 →紹介ページは「こちら」

「イージーファイターズ」(仮称)
 →紹介ページは「こちら」

「ローハン」(仮称)
 →紹介ページは「こちら」


(C)2003,2004 GRIGON Entertainment Co., Ltd. (C)YNK Japan Inc. (C)KESPI Co., Ltd. (C)Web Do Japan


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