ガンホー,RJC 2005でROのこの秋のアップデート予定を発表
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは,本日(8月21日)ギルド戦イベント「RAGNAROK ONLINE Japan Championship」(RJC 2005)の決勝大会を,東京都内にある「ディファ有明」で開催した。 イベントそのものの内容については,詳しい試合経過を含め,あらためてお届けしたいが,まずはRJC 2005内で行われたプレスカンファレンスにおける発表内容をお伝えしたい。「ラグナロクオンライン」の2005年下半期アップデートについてだ。
「ラグナロクオンライン」の制作を担当する広瀬氏が,やや駆け足ながらEpisode5.0アップデートの内容を解説した
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2005年秋に導入予定のEpisode5.0アップデートのメインフィーチャーは"シュバルツバルド共和国"。その中でも筆頭に挙げられるのが,鋼鉄の都市"アインブロック"だ。カンファレンスではとくに触れられなかったが,これらはラグナロクオンラインの拡張方針に採用されている"グローバルプロジェクト"の一環であり,ドイツをイメージした景観や風物に当たる。
以前「こちら」の記事で韓国版について解説したように,アインブロックは鉄鋼生産と蒸気機関の発達により栄えた,巨大な工業都市だ。製鉄/鉄鋼業の工場が並び,近郊には鉱山の村も存在する。街のさまざまな施設のみならず,家具まで鉄で出来ていたりするようだ。 もちろん,街の雰囲気に合った新しいモンスターも登場する。炉や歯車を備えた機械仕掛けのようなモンスターや,ポリンをそのまま鉄で作ったようなモンスターなど,多彩な面々が用意されている。
アインブロックが追加されるのみならず,「ジュノー」南部のフィールドも拡張される。詳しい説明は行われなかったが,例えばゲーム内におけるレースに使える「アルデバラン・ターボトラック」もその一つだ。さまざまな地形のコースが用意され,ペコペコへの騎乗も,プリーストの移動速度増加も無効なこの土地では,純粋なレースを楽しめるとのこと。
今回のアップデートでは,新しいカードアイテムも約180種類追加される。昨年(2004年)11月に「こちら」で紹介した「ラグナロクオンライン2ndアニバーサリー」の一環,「ラグナロクモンスターカードイラスト公募展」の成果が形になったものであり,日本からは35作品が入賞しているという。ゲーム内では,カードの組み合わせ次第で発揮される,さらなるボーナス効果も設定されるようだ。 また,同じくラグナロクオンライン2ndアニバーサリーにおいて,期間限定で公開された地下遺跡の「ゲフェニア遺跡」(記事は「こちら」)が長編クエストの「The Sign」(韓国版の記事は「こちら」)とともに本格実装される。
そのほか,作り手の"名声"ランキングが上がることで,武器の威力やポーションの効力が向上する「製造名声システム」や,もっぱら1次職,一部2次職を対象としてキャラクターの成長を助ける「職業別クエスト」も追加予定だという。
多岐にわたるアップデートであるため,果たして近々に実装できるか少々心配なところもあるが,これらの導入によって冒険の余地が広がるのは純粋に楽しみだ。具体的な実装日時のアナウンスなど,続報を心待ちにしたい。(Guevarista)
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ラグナロクオンライン |
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