Kimの韓国最新PCゲーム事情#417
「RO」,新エピソード"X.3"が韓国本サーバーで実装(2005/9/27)
Text by Kim Dong Wook特派員
Gravityは,MMORPG「Ragnarok Onine」の2005年度3番目のエピソードにあたる"X.3"を,本日9月27日に韓国本サーバーに実装したと発表した。
今回の大規模アップデートの内容は,三つに大別できる。まずは,新しいエリアであるノーグハルト地域の実装。次に,以前「こちら」でもお伝えした新規職業の実装。そして,調理機能の追加である。 ノーグハルト地域には,天使型モンスターが登場する"タナトスタワーダンジョン"と,竜族モンスターが登場する"アビス湖ダンジョン"が存在する。この二つのダンジョンは高レベルキャラクター向けの狩り場となっており,とくにアビス湖ダンジョンに出現する竜族は,本作ならではのユニークなデザインで描かれているので必見だ。
このたび本サーバーに実装された"テコン少年/テコン少女"は,韓国文化を代表するキャラクターとして企画されたもの。テコン少年/少女は,"拳星" "ソウルリンカー"という上位クラスに転職可能だ。 拳星は特定のマップ/モンスターに対してのみ攻撃力をアップさせるスキルを使用できる。もう一方のソウルリンカーは,ほかのキャラクターの攻撃力を上昇させる補助魔法などを使い,仲間をサポートできる。
調理機能は,消費アイテムを直接生産できるシステム。プレイヤーは,獲得したアイテムを利用することで,60種類の料理アイテムを作成できる。なお,料理アイテムの種類によって,回復効果や能力値向上効果など,効能には差があるようだ。
なお,これは余談となるが,Gravityの9月26日のNASDAQ公示(「こちら」)によれば,同社の共同代表であったYoon, Woong Jin社長は株主総会を通じて辞任し,「こちら」で紹介したRyu, Il Young氏が単独代表になったようである。
|