MCJ,インテルの最新CPUを使ったゲーム用PCシリーズを発表
注:ディスプレイとスピーカーはオプション
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MCJは,インテルの最新CPUを搭載したゲーム用PC3機種を発表した。 MASTER PIECE-V5000iは,CPUにPentium 4 650/3.4GHz,メインメモリを2GB,HDD250GB,グラフィックスカードにGeForce 6800GT/256MBを搭載し,価格は20万4750円(税込)。 MASTER PIECE-V7000iは,CPUにPentium 4 670/3.8GHz,メインメモリを2GB,HDD250GB,グラフィックスカードにGeForce 7800GTX/256MBとサウンドカードにSound Blaster X-Fi Digital Audioを搭載し,価格は29万9250円(税込)。 MASTER PIECE-V9000iは,CPUにPentium Extreme Edition 840/3.2GHz,メインメモリを2GB,HDD500GB,グラフィックスカードにGeForce 7800GTX/256MBとサウンドカードにSound Blaster X-Fi Digital Audioを搭載し,価格は36万5400円(税込)。 いずれもメインメモリに2GBを搭載しているので,ヘビーなPCゲーム,オンラインゲームともに,そのままで十分な余裕を持ってプレイができる。購入はMCJのゲーム指向オンラインPCショップ「G-Tune」のサイトから。
ただ,最上位機種のPentium Extreme Edition 840自体は,さほどゲームに向いたCPUではない。もちろん,インテルのPC用最上位CPUではあるのだが,このプロセッサは通常のCPUコアを2個を詰め込んだ構成となっている。デュアルコアとしてのポテンシャルは高いものの,単体コアの動作クロックは低めで,コアあたりの2次キャッシュも少ないという仕様だ。現状のPCゲームでは,まだ複数のプロセッサコアを使いきるようなものは存在せず,単一のコアでのピーク性能が高いほうがゲームを高速に動作させる傾向にある。Windowsでの一般的な作業やあらゆる処理を円滑にする可能性は高いが,シングルコアのピーク性能を問われるゲームに特化して考えると,最適なCPUとはいいがたいのだ。もちろん,性能が低いわけではないのだが,現状ではゲーム以外の処理にも,それなりの比重を置いた人向けの選択肢だといえるだろう。(aueki)
| MASTER PIECE-V5000i
| MASTER PIECE-V7000i
| MASTER PIECE-V9000i
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CPU
| Pentium 4 650/3.4GHz
| Pentium 4 670/3.8GHz
| Pentium Extreme Edition 840/3.2GHz
| メモリ
| DDR2 2048MB(PC-4200)
| HDD
| 250GB | 500GB
| グラフィックスカード
| GeForce 6800GT/256MB | GeForce 7800GTX/256MB
| サウンド
| AC-97オンボードサウンド | Sound Blaster X-Fi Digital Audio
| 光学ドライブ
| DVD±R2層書込対応16倍速DVDスーパーマルチドライブ
| 価格(税込)
| 20万4750円
| 29万9250円
| 36万5400円
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