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「ファンタジーアース」2次βテスト開始に伴いアップデート実施
スクウェア・エニックスは本日（12月9日）17時，MMOアクション「ファンタジーアース ザ リング オブ ドミニオン」（以下，FE）の2次βテストを開始した。これに伴い，大幅なアップデートも実施されているので，それを紹介しておこう。
2次βテストでは，ゲームに登場する5か国すべてを使用可能になっている（1次βテストは2か国のみ）。また，戦争中に建てられる建築物に「ウォッチタワー」と「ウォークラフト」，召喚モンスター「ジャイアント」「ナイト」が追加されている。これらの詳細は，以前の記事でも紹介しているので，そちらを参照してほしい。
今回明らかになった2次βテストでの最大の変更点は，戦争ルールの変更だ。
まず目を引くのは，戦争中に画面上部に表示される「戦況ゲージ」のデザイン変更。攻撃側，防御側それぞれの拠点（城，キープ）に設定されているHPの残りや，「オベリスク」の支配領域，戦争の進行具合を表す時間軸がひと目で確認できるようになっている。
拠点にダメージを与える方法は，オベリスクを建築して支配領域を拡大する（ダメージは一定間隔で継続して与えられ，支配領域が広いほど1回に与えるダメージは大きい），敵プレイヤーキャラクターを倒す，拠点に直接攻撃を加える，などがある。
そしてどちらかの拠点のHPがゼロになれば，その国の負け。どちらの拠点もHPがゼロにならないまま制限時間いっぱいになると，防御側の勝ちという形で戦争は終了する。
1次βテストでは，勝利条件がいまいち分かりにくいという指摘もあったが，これでだいぶクリアされたと言えるだろう。
なお，1次βテストでは戦争中（クリスタルさえあれば）どこにでもオベリスクを建築できたが，敵が支配している領域には自軍のオベリスクを建築できなくなっている。敵の支配領域を奪い取るには，まず敵のオベリスクを破壊し，それから自軍のオベリスクを建築する必要があるというわけだ。
クリスタルの採取方法にも変更が加えられている。これまでは巨大なクリスタルの近くにいると，キャラクターが自動的に座り，クリスタルの採取が始まっていたのだが，手動で「しゃがむ」（Cキー）操作をしなければならなくなった。また，クリスタル採取時には，HPが回復するという仕様も加えられている。HP回復方法が限られているタイトルだけに，これはプレイフィールに大きな影響を与えそうだ。
さらに，しゃがんだ状態で攻撃を受けると，より多くのダメージを受けるようになっている。ということは，何人かで集まってクリスタルを採取しているときに奇襲攻撃を受け，大惨事……といった相当スリリングな展開も期待できる（攻撃されるほうはたまったものではないが）。
またこれ以外にも，レベルキャップの上昇（20から25へ）など，数々のアップデートが行われている。2次βテストに参加できない人も，公式サイトをチェックして，正式サービスへの期待を膨らまそう。（TeT）
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