Kimの韓国最新PCゲーム事情#479
「ZerA」発表会:オープンβテストは2月15日開始 (2006/2/6)
Text by Kim Dong Wook特派員
NEXONは,ソウル市内のGRAND HYATTホテルで「ZerA: Imperan Intrigue」の発表会を本日(2月6日)開催し,オープンβテストを2月15日に開始すると発表した。このテストでは,クローズドβテストを通じて得たプレイヤーからの意見を反映し,チュートリアル,ボイスサポートといった機能を追加することを明らかにしている。また,本作のサービスインに向け,新しい形の課金モデルを準備中である旨を示唆した。
本日最も注目された発表は,この“新しい課金モデル”についてで,具体的な内容について質問が飛び交った。だが,同社のMin Yong Jae取締役は,現状では具体的な話は公開できないと前置きし,「月額制でもアイテム課金でもない,プレイヤーを第一に考えた方式にする」とだけコメントを残した。
韓国のオンラインゲーム業界では,ZerAと「SUN(Soul of the Ultimate Nation)」,そして「Granado Espada」(邦題 グラナド・エスパダ)が次世代オンラインゲームの3強と呼ばれていた。だが,SUNはオープンβテストの評判が芳しくなく,現在では,ZerAとGranado Espadaの2タイトルに争いが絞られた,というのが業界共通の声である。 2月9日にオープンβテストを開始するGranado EspadaのパブリッシャであるHanbit Softは,あえてライバルタイトルの発表会の日である本日,緊急の発表会を2月8日に行うことを明らかにしている。内容は,Granado Espadaのオープンβテスト時に追加される新しい地域に関する詳細と,ムービーの公開とのこと。ほぼ同時にオープンβテストを行う両タイトルの争いは,ますます激しくなりそうだ。
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