「TANTRA」東京vs大阪の対人戦 TANTRA神社争奪戦開催
1月16日の記事でお伝えした,「TANTRA」の対人戦イベント「TANTRA神社 争奪戦 〜電脳の聖地vs笑いの聖地〜冬の陣」が予定どおり2月19日に開催された。 これは,「コミックカフェYOU」店(大阪)と「トッププレイヤー秋葉原」店(東京)の両インターネットカフェ間で行われ,勝者側の店舗にTANTRA神社(ゲーム内の特殊なアイテムなどが入った「ガチャポン」のようなもの)が設置されるというイベント。今回で2度目の開催となり,前回勝者のコミックカフェYOU店にトッププレイヤー秋葉原店が挑む形となった。 対戦のルールを簡単に説明しておこう。8人対8人の対戦で,相手のキャラクターを倒すと10ポイント(ナーガとキンナラのみ30ポイント)が加算される。1回戦を15分間とし,3回戦終了時点で合計ポイントが多かったチームが勝利となる。使用可能なキャラクターは1部族1キャラクターとなり,基本的には8部族対8部族という形式をとる。だが,プレイヤーの希望を聞いたうえで8部族が揃わない場合は,1部族最大2キャラクターが参戦可能となっていた。
当日は東京の会場であるトッププレイヤー秋葉原店を取材したが,40名のTANTRAプレイヤー達が集まっており,店内での移動もままならいほどの盛況ぶりだった(大阪は30名)。 イベント開始直後には,今後ゲームに出てくる予定であるキャラクターのイラストがイベント来場者だけに公開されるというサプライズもあった(下の画像を参照)。また,司会者の「喜助」によって,ゲーム内のギャンブルシステム「双六(すごろく)」が近いうちに復活することが発表されると,会場では喜びの声があがっていた。かなりの人が,この双六の復活を待望しているようだ。
まだ名前も決まっていないキャラクターやアイテムの新着画像が公開され,来場者からどよめきが。夏前にはこれらがゲーム内に登場するとのこと
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会場にカレーライダーと呼ばれる謎の人物が突如乱入。事前予約をしていたにもかかわらず当日試合に参加できなかった人へのプレゼントを持ってくるという,ちょっとおいしい役どころ
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会場自体の雰囲気が温まりだしたころに,第一回戦が始まった。両陣営ともに開始早々お互いのディーバを倒したものの,その後は半ば膠着状態に。しかし試合開始から7分ほど過ぎたあたりに東京のガンダルヴァが倒され,これによって形成が大阪チームに傾き,その後数分経った時点で東京チームが全滅。この時点で大阪が一歩リードすることになった。 東京チームは,あまり得意ではないキャラクターを操作することになりつつも,基本ルールに則り8部族すべてを揃えたのに対し,大阪チームはガンダルヴァ2人を編成していた。結果的にはこれが勝敗を分けたようだ。
試合開始直前の様子。事前の打ち合わせに沿って準備を行い決戦に備えていた
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1回戦目を終えた時点で,大阪側のチーム編成を考慮し,東京チームは急遽ヤクサをガンダルヴァに変更して2回戦を戦うことにした。今回も試合中盤までは拮抗していたが,大阪チームのガンダルヴァが倒れた時点で戦局が一変。一気に東京チームが大阪チームを全滅に追い込んだ。この時点で東京チームが110ポイント,大阪チームが130ポイントとなり,勝負の行方は3回戦に委ねられることに。
3回戦目も中盤までは完全に互角。だが,東京チームのガルーダ,ディーバとやられてしまった時点で,パワーバランスが崩れ,その後大阪チームに押し切られ,最後はあっさりと勝負が決した。最終的に大阪チームが230ポイント,東京チームが110ポイントとなり,第一回に引き続き大阪チームが勝利した。
東京チームとして出場した参加者に話を聞いてみたところ,ほとんどの人がサービスイン当初から遊んでいるプレイヤーで,普段プレイしている仲間と一緒に会場に来た人が多かった。試合開始前は,入念に作戦を練っていたが,いざ始まると打ち合わせどおりにはいかず,なかなか苦戦したとのこと。逆に2回戦に関しては部族の変更も含め,作戦どおり展開が進んだことが勝因だったのではないかと分析をしていた。
左:試合中は観戦者もモニターに釘付け状態。プレイをしている人にアドバイスをする姿も 中央:対戦終了後には,空クジなしの抽選会を開催。賞品はゲーム内のアイテムだけでなく,リストウォッチなど実際に身に着けられる賞品もあった 右:ガンホー・オンライン・エンターテイメント,第二マーケティング部小島幸博氏も訪れ,ライブカメラを通じ大阪会場へ挨拶をする一幕も
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戦いが始まるといきなり乱戦に。一瞬の油断も許されない緊張感が見ている側にも伝わってくる
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イベント終了後には,3回目のTANTRA神社 争奪戦を5月に開催することが発表され,東京の会場内ではリベンジを誓う声が聞こえた。イベント中は,プレイヤー同士が積極的に交流を図り,どうすれば勝てるのかなど真剣に語り合う姿なども見られ,試合に参加していない人も楽しんでいたようだ。 ただし,第1回戦の勝敗を分けることになったチーム編成のルールについては,公平な対戦のために,得意ではない部族をプレイすることになったとしても,8部族同士で対戦したほうがいいのではないかといった声が多く聞かれた。確かに東京チームは,司会者の進行に従い,第1回戦で半ば無理をして8部族を揃えていたので,その無理をしていない大阪チームに負けたことには不満もあるだろう。とはいえ,ルール上1部族2キャラクターまで参戦可能だったので,決して大阪チームが反則をしていたわけではなく,あくまでも両店の進行方法の違いに起因している。会場が分かれている都合上,イベントの進行方法にバラつきが出てしまうので,こういった曖昧さをなくすためにも,次回以降は進行役の裁量に左右されないようなルール設定を願いたい。 試合については多少不満点もあったようだが,離れた場所のプレイヤーが対戦相手のため,必然的に会場内はすべて味方という状況となり,会場全体に一体感が生み出されていた。プレイヤー同士の団結感がより増すことになったイベントだったといえるだろう。(noguchi)
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TANTRAオリエンタルボックス |
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