Kimの韓国最新PCゲーム事情#534
NHN,「アラド戦記」の開発元の持分引き受け(2006/4/27)
Text by Kim Dong Wook特派員
韓国NHNは本日(4月27日),「アラド戦記」(原題 Dungeon & Fighter)の開発元であるNeopleの持分の60%を総額240億ウォン(NHN株式8688株と現金210.6億ウォン)で引き受けたと発表した。
オンラインゲーム開発会社Neopleは,現在韓国で同時接続者数5万人を記録しており,昨日から日本でもクローズドβテストが行われているアラド戦記と,オンライン野球ゲーム「新野球」を発表しており,オンラインゲーム業界ではすでに一目置かれる存在である。
NHNは,現在運営しているゲームポータルサイト「ハンゲーム」が,韓国,中国,日本で合計110万人の同時接続者を誇っており,さらにアメリカ市場でもゲームポータルサービスを準備中としたうえで,グローバルなゲームポータル強化戦略の一環として,今度の引き受けを行ったと発表している。 Neopleの経営は今後もHur Min社長体制のまま,独立した開発会社として継続されていく予定だが,まぁ事実上の買収といえるだろう。NHNの強力な支援を得たNeopleの,さらなる作品作りに期待したい。
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