「RO」7月上旬アップデート情報前編。新地域と二つのダンジョン
「RAGNAROK ONLINE Japan Championship 2006」(以下,RJC 2006)決勝大会も,決勝戦を残すのみと,クライマックスにさしかかった5月21日夕刻,MMORPG「ラグナロクオンライン」の次期アップデート予定を発表する「ラグナロクオンライン カンファレンス」が実施された。試合経過の報告とは順序が逆転してしまうが,まずはそこでの発表内容,その前編をお伝えする。
昨年のRJC 2005とほぼ同じ要領で,ステージには制作担当の廣瀬高志氏が登壇,シュバルツバルド共和国の首都ジュノーの北東に追加される新地域「ノーグハルト」と,そこに用意されるダンジョン「タナトスタワー」および「アビスレイク」,新職業「テコンキッド」や新しいホムンクルスについて,順に解説していった。 今回のアップデートは,以前当サイトの[韓国ゲーム事情#417]でお伝えした新エピソード「X.3」に相当する。おおまかな内容について,まずは該当記事を参照してほしい。
ジュノーのすぐ北に追加された不気味な塔タナトスタワーは,全12階層というフロア数を誇るダンジョン。その存在理由は謎に包まれており,「神々と人間と魔族が争ったという千年戦争の際,神々が自身の力を誇示するために一日にして作り上げた」という説や,「千年戦争の際,魔族が人間界を侵略するために建設したが,魔族が戦争に敗れ,塔だけが残った」という説など,諸説入り乱れている。そして,以下のような説が「定説」となっているらしい。「その昔,魔王モロクが人間界を侵略した。これを魔剣士タナトスが,10日間にわたる壮絶な闘いの末,ルーンミッドガッツ王国南部に広がる砂漠地帯に封印した。このとき世界を救ったタナトスを称えるために,人間達が塔を建て,その塔をタナトスタワーと呼んだという」。プレイヤー達は,ここを探検することでその謎を解く,というわけだ。
タナトスタワー最上階に至る道のりには,いかにもモンスター然としたモンスターのみならず,天使のような外見をした敵も登場する。ミッドガルドのセージ協会の見解では,これも単なる敵であるということだが,正体は謎に包まれている。また,塔内各所にあるモンスターの像は,果たして魔剣士タナトスの事蹟を称えるということで説明がつくものなのかどうか,塔内にアインブロックで登場したレッケンベル社やジョンダイベント社の施設や関係者が見受けられるのはなぜなのかなど,ストーリー上の謎はふんだんに用意されているようだ。 タナトスタワーは高レベル帯向けのダンジョンで,職業にもよるがキャラクターレベル70以上が目安になるという。前述のとおり12階層まで用意された塔内ダンジョンは,一定の人数を集めないと先に進めない,上位二次職でないと入れない,といった制限も伴う。それに見合うメリットがあるかどうかも含めて,新たな冒険の対象として注目される。
もう一つの新ダンジョンアビスレイクは,緑に覆われ,青い湖水と立ち込める霧が幻想的なエリアだ。その水深ゆえ天然の要塞と称され,周辺には竜族が生息する。 湖の中央には隠された島があり,また竜族が飛空艇を襲うことで溜め込んだと思しき財宝の山もあるという。ここもまた,上級プレイヤー向けの新たな冒険対象となることだろう。(Guevarista)
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