PCへの移植が進行中のSFアクションシューティング「Halo 2」は,以前お伝えしたように,Windows Vista専用タイトルとなる予定だ。 しかし,開発元 Bungie Studiosの公式サイトに掲載された情報によると,DirectX 9に対応したグラフィックスチップでも良好に動作するので,Windows Vistaへのアップグレードに伴い,必ずしもグラフィックスチップまで新調する必要はないとのことだ。
また,Halo 2のPC版とXbox版の発売時期に2年以上の隔たりがあり,プレイヤーの実力に大差があると考えられることや,それぞれのシステムに合わせ,操作性や照準システムが最適化されていることから,PC版とXbox版のプレイヤーが平等な条件の下で戦闘を行うのは難しいと判断し,クロスプラットフォーム対戦機能は実装しないことにしたという(PC版同士での対戦は可能)。
とはいえPC版には,Xbox版では別売りだった「Halo 2: Multiplayer Map Pack」のほか,マップエディタも付属するとのことなので,製品の発売後,プレイヤーの作成したオリジナルマップなどが,次々とリリースされることが期待できるだろう。 PC版ならではの楽しみを味わえる点は,PCゲーマーとして嬉しい限りだ。(朝倉哲也)
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