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FPS「ET:Quake Wars」が2006年内に発売される確率はゼロに?
2006/07/13 13:40
 Splash Damageが開発している,マルチプレイFPSの注目作「Enemy Territory: Quake Wars」の発売は,2007年以降に延期されたことが,発売元のActivisionのコメントによって確認された。

 本作は,Quake II/IVシリーズの流れを汲み,地球に侵攻してきたエイリアンのStroggと人類が戦うFPSだ。
 もともと発売日が発表されていたわけではないが,今年のE3会場で公開されたムービートレイラーに,2006年中の発売を思わせる文言があったことから,2006年のクリスマス商戦に合わせて発売されるに違いないというのが大方の予想だった。
 ところが,先日お伝えしたように,開発元のSplash Damageは,ゲームのバランス調整に時間をかけていくことを明らかにするなど,2006年内の発売は難しそうな雰囲気になっていた。

 発売元であるActivisionは,海外のゲーム情報サイトGameSpotに対して,「年内の発売はない」とコメントし,噂を沈静化。発売時期に関しても,「開発が終了した時」と明言を避けており,Activisionでも,いつになったら発売できそうなのかメドが立っていない様子がうかがえる。

 筆者も個人的に発売を待っているタイトルなので,延期はとても残念だ。だが,こうなったらとことんまでクオリティを突き詰め,素晴らしい作品となることを期待したい。(朝倉哲也)


Enemy Territory: Quake Wars
■開発元:Splash Damage
■発売元:Activision Publishing
■発売日:2007/10/02
■価格:未定
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2006.07/20060713134047detail.html