先日,NetTimeSoftのScott Kim氏らへのインタビューで,新作MMORPG「コルムオンライン2」について語ってもらったが,さらなる情報を入手した。インタビューの内容と重なってしまう部分もあるが,コルムオンライン2を楽しみにしている人は,ぜひチェックしてほしい。
■「コルムオンライン2」は,前作の10数世紀後が舞台
コルムオンライン2の舞台は,日本では現在GMO Gamesが運営中のファンタジーMMORPG「コルムオンライン」の10数世紀後の世界になるようだ。 コルムオンライン自体,韓国で1997年に発売されたシングルRPG「コルム」(および「コルム2」「コルム3」「コルム外伝」)のMMORPG版という位置づけだったが,それはコルムオンライン2でも同様。シリーズ作に登場したエピソードや謎などは,コルムオンライン2で“いにしえの物語”として再登場するという。さらには,遺跡に刻まれた物語やメロディを読み解くことで,その当時の冒険者達が使っていたスキルをマスターできるといった仕掛けも用意される模様だ。
■主要ゲームシステムは前作を継承。もちろん新要素も
コルムオンラインにある,ダンジョンの占領権をめぐって争われる大規模PvP「バトルダンジョン」や,ペットシステムの一種である「ガーディアン」システムなどは継承される。どうやら,これらがゲームの中心になるようだが,前作と同じ要素であるこれらを,どのようにして新しく表現していくか,開発陣は頭を悩ませているところらしい。 また,これらに加えて「バルキリーレイヤーシステム」と呼ばれる,新たなPvPシステムも実装される。詳細は不明だが,「ゲーム内の戦闘スポーツ」であるようで,参戦すれば“富と名誉”や“隠されている力と知恵”を得られるとのこと。
さらに,「Free&Manyクエストシステム」というものも用意されるという。これは,あらかじめ用意されたクエストだけでなく,プレイヤーがクエストそのものを作り出せるといったシステムになるようだ。
今回の情報はここまで。先日掲載したインタビュー同様,まだまだ曖昧な部分が多いが,それはやはり開発がスタートして日も浅く,企画自体が完全に定まっていないということにも起因するのだろう。そのため,ここまでお伝えしてきた要素が,実際にリリースされる頃には違うものへと姿を変えている可能性は否定できない。だが,とりあえずこれらの情報から,コルムオンライン2の姿を想像して楽しんでほしい。(TeT)
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