[G★2006#78]ストリートバスケゲーム「FreeStyle」は,会員を増やすために韓国で奮闘中
3Dタイプのオンラインフライトシューティング「Aeronauts」と,横スクロールオンラインアクションRPG「Ghost X」という新作二つを出展していたJCEntertainment。この新作はいずれもムービー出展だけだったが,それとは別に,すでにサービスが開始されて長い「FreeStyle」(邦題 クールにバスケ FREESTYLE)が,プレイアブルな状態で展示されていた。 ストリートバスケをテーマにしたゲームということで,試遊台の間など,ブースのいたるところにバスケのゴールがあり,雰囲気を盛り上げていた。 本作は日本でも2005年に正式サービスが始まっており,こういったショウに出展されるゲームとしては,「いまさら感」が漂っていたのは否定できない。とはいっても,しっかりとブースを作り込んで出展してきたからには,なにかしらの理由があると思い,本作のGMであるKim-min UK氏に話を聞いてみた。
FreeStyleのGMを務めるJCEntertainmentのKim-min UK氏
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サービス開始からかなり時間の経っているFreeStyleを,あえて出展したわけは,2007年初めに大きめのアップデートを控えており,それに向けたプロモーション活動の一環とのこと。同氏によると,本作は韓国で約2年前にサービスを開始。当時は約5万人の会員がいたが現在は減少傾向にあり,2万人ほどまで減ってしまったのだという。この現状を打破するための施策が,今回の出展理由であり,2007年に行われるアップデートなわけだ。 2006年7月には5対5で戦えるモードを追加するといったアップデートを行ったが(日本は未実装),会員数減少の歯止めはかけられなかったとのこと。(5対5じゃ普通のバスケじゃん,というツッコミはさておき,)理由としては,5対5の対戦ではなかなかメンバーを集められなかったり,ゲームが始まってもプレイしている人数が多いため,あまりボールに触れなかったりして,プレイヤーがストレスを感じることが多かったからではとUK氏は分析していた。 次回のアップデート内容の詳細は,まだ公開できないとのことだったが,人数を集めやすくするように,コミュニケーション機能の強化などを計画しているのだという。これがうまく会員数アップへとつながれば,日本でも導入される可能性はあるだろう。本作を遊んでいる人は,韓国版のアップデート情報にも注目したほうがよさそうだ。(noguchi)
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クールにバスケ FREESTYLE |
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