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「Crysis」,DirectX 10を使った初のムービーが公開に
2006/12/04 19:54
 ドイツのCryTekが開発中のFPS,「Crysis」最新ムービーがign.comの「こちら」で公開された。
 「DX10Flyby」というタイトルからも分かるように,DirectX 10の機能を使ったシーンが初めて撮影されたムービーで,確認はできなかったが,NVIDIAのGeForce 8800 GTXが使用されたという情報もある。
 1分42秒のムービーは,フィールド上をなめるように通過(フライバイ)していくもので,舞台となるのは,GC2006で公開されたマルチプレイマップと同じ場所のようだ。もともとグラフィックスが自慢のゲームだったが,打ち寄せる波の感じや,ジャングルの密度など,明らかにこれまでのムービーとは一線を画している。FPSゲーマーだけでなく,CG全般に興味のある人にとっても必見だろう。戦闘シーンなどはないが,主人公の着るナノスーツのディテールなどもよく分かり,期待をもたせてくれる。
 とはいえ,ign.comで無料公開されたのは320×180ドットの低解像度版で,高解像度およびハイデフ(1280×720ドット)版は,有料会員のみダウンロードできる。ちょっと残念だ。(松本隆一)


Crysis
■開発元:Crytek
■発売元:Electronic Arts
■発売日:2007/11/16
■価格:N/A
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2006.12/20061204195422detail.html