MASTER PIECE V510E1-V(※ディスプレイ,スピーカーは別売りです)
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マウスコンピューターは,同社のゲーマー向けPCブランド「G-Tune」で,新世代OS「Windows Vista」搭載モデルを正式発表,予約受け付けを開始した。今回投入されたのは,Windows Vistaの公式発表会で展示されていた「MASTER PIECE V510E1-V」を含めた3製品。いずれもBTOに対応しており,標準構成ではエントリーモデル「NEXTGEAR L3210D1-V」が11万4870円(税込),ミドルレンジ向けモデル「NEXTGEAR L3410GT1-V」が17万9970円(税込)となっている。MASTER PIECE V510E1-Vは,事前の予告どおり21万9870円(税込)だ。
NEXTGEARの2モデルは同一の筐体を採用する(※ディスプレイ,スピーカーは別売りです)
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いずれも搭載するのはGeForce 7ファミリーのGPUで,Windows Vistaプリインストールということを除けば,これといった特徴はない。さらにいえば,2007年1月19日時点で,「GeForce 8800」シリーズを搭載したグラフィックスカードはBTOの選択肢として用意されていないため,DirectX 10世代のゲームをターゲットにする場合でも,少々微妙なのは否めない。 とはいえ,これからPCを購入するのであれば,ほとんどの場合,否応なしにWindows Vistaに“なってしまう”のは事実。それを踏まえて,少なくともハードウェアスペック面でDirectX 9.0c世代のゲームが確実に動作する環境を構築しておきたいのであれば,相応に意味のある選択肢といえるだろう。……現時点で,Windows Vista正式対応を謳ったゲームタイトルが数えるほどしかない点には,注意が必要だが。
なお,3モデルの詳細は以下のとおりとなっている。(佐々山薫郁)
●標準構成の主なスペック(※リリースより)
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