4Gamer.net 「スカッとゴルフパンヤ」の新コース“Pink Wind”先行プレイレポート

基本メニュー

プラットフォーム

カテゴリ

問い合わせ

「スカッとゴルフパンヤ」の新コース“Pink Wind”先行プレイレポート

2007/02/20 14:24

ゲームポットの前田氏（と筆者）は大のアリンファン。「彼女のボギー用モーションは前のバージョンに戻したいが，テクスチャの問題が……」などと話しながらのプレイである

　2月22日（木），「スカッとゴルフパンヤ Season3」に待望の新コース「Pink Wind」が実装される。パンヤではほぼ毎週のように何かしらのイベントが行われているが，新コースの実装は，Season3が導入されてから初めて。それだけに，先日の発表以来，多くのパンヤファンがその日を待ちわびているのではないだろうか。
　そんな中，ゲームポット本社にて，この「Pink Wind」を一足早くプレイする機会を得られた。解説をしてくれたのは，以前のSeason3プレイレポートでもお馴染みの，パンヤディレクターの前田有希氏である。それでは早速，Pink Windの様子を，たっぷりのスクリーンショットと共にお届けしていこう。

■春をテーマに，桜の花びらが舞い散る新コース「Pink Wind」

　「Pink Wind」は，“春”をテーマにした新コースだ。各ホールのところどころには桜が植えられており，風に揺られた花びらがひらひらと舞っているという，まさに「桃色の風」という名前そのままのイメージである。
　このコースの舞台となっているのは「Sepia Wind」に近い地域とのことで，各ホールをよく見ると，確かに風車や湖といったオブジェクトが共通している。しかし，秋をテーマにしたSepia Windはセピア色を基調としているが，Pink Windは青や緑色が多く視界に入ることから，景観面から受ける印象はだいぶ異なる。記事を執筆しているのが2月中旬ということもあり，まるでゲーム内で春を先取りしたかのような印象だ。

左上：　Pink Windは，Season3がリリースされてから初めて追加されるコース。画像では少々伝わりにくいが，プレイ時は，常に桜の花びらがひらひらと舞い降りている
右上：　Pink Windのテーマは“春”で，これはパンヤでは初。これで，ゲーム内において春夏秋冬すべての季節を満喫できるようになった
左下：　コース外には桜が点在している。“桜並木”といえるほどの量ではないが，春の雰囲気は十分に感じられる
右下：　ちなみにこちらは「Sepia Wind」の風景。パンヤ島の同じ地方を題材としたコースではあるが，明らかに印象は異なる

　実際にPink Windでプレイしてみると，全体的に難度がかなり低めになっているな，という印象を受けた（難度表示も★×1）。例えばフェアウェイは，故意に狙わなければOBにならないのでは，と思えるほど広々としている。またグリーンも同様に広く，芝目も素直なためか，パッティング時はパワーの強弱だけに注意すればいいほど簡単だ。
　パンヤがお世辞にもうまいはいえない筆者（ビギナーC）でさえ，初挑戦でも半分近くのコースでバーディを取れた，と聞けばどれくらいの難度かお分かりいただけるだろうか。

　しかし前田氏によると，バーディまでは誰でも簡単に取れる分，仮にそれ以上のスコアを狙うようになると，途端に難しくなるバランスとのこと。具体的には，グリーンのある場所は緩やかにせり上がっており，パワーショットなどを使ってぎりぎり届くかどうか，といった局面ではオンさせるのが難しい。
　また，Sepia Windでは風車の隙間をくぐりぬけてショートカットを行えたが，それと似たような場面もあるようだ。

左：　フェアウェイを無難に狙っていけば，順調にバーディを取れるようなコースが多い。もしかすると「Blue Lagoon」より簡単かも
中：　グリーン上に示されている芝生の目に注目。パッティング時は，適正幅よりも多少強めに打つだけで，大抵の場合は入ってしまうだろう
右：　高台を越えてのショートカットなど，上級者にとってはテクニックを追求する楽しさもある。最終的なベストスコアはいくつくらいになるのだろうか

　このように，上級者にとってはテクニックを追求する面白さもあるのだが，基本的にPink Windは初心者向けのコースという認識でよい。Season3で実装されたコース「Deep Inferno」が極めて高難度だったため，初～中級者のプレイヤーは参ってしまったかもしれないが，そういった人でも存分にパンヤの面白さを満喫できるだろう。

左：　Pink Windが実装されることで，13種類ものコースで遊ぶことができる。コースのバリエーションもかなり幅広くなってきた
中：　筆者は今回の取材中，アリンちゃんのこのような姿を無意識に200枚以上も撮影してしまっていた。週刊連載を担当していた頃が懐かしい
右：　今回は直接見ることはできなかったが，Pink Windと時を同じくして，桜にちなんだ特殊アズテックボールの実装も予定されている。こちらにも期待したい

　ちなみに今回は，ゲームポットのテストサーバー上でのプレイだったが，ローカライズ作業は完全に終わっていた。取材時は一部のモーションが正常に表示されないといった些細なバグがあったものの，一般サーバーへの実装日までにはきっとクリアされているはず。

　そしてPink Windのほのぼのとした景観は，通常のゲームプレイのみならず，チャットルームにおいてとくに人気が出ることだろう。例えばこれからの季節は，このコースで花見大会を行えばきっと盛り上がるはず。友達やクラブのメンバー達を誘って，気軽に参加してみてほしいコースだ。（川崎政一郎）