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「ラグナロクオンラインファン感謝祭〜RJC2007〜」の「祭」部分をあらためてピックアップ
2007/05/01 23:53
 RJC決勝トーナメントについては先にお伝えしているとおりだが,ここではファン感謝祭の「祭」部分にスポットを当ててみたい。会場のすぐ外にステージが設営され,ラグナロ娘などによるミニイベントが催されるという形そのものは,昨年以前からの形と共通している。ただし今年は会場サイズに余裕があるためか,メインステージの設置されたスペースのすぐ外にサテライトステージ「ラグナロクSTUDIO」が設けられたほかに,ラグナロクオンラインIIの体験プレイコーナー,同人誌即売会「らぐへす3」などが,それぞれ別のスペースで展開されていた。
 各試合とステージイベントは,基本的に重複しないようタイムスケジュールが組まれていたのだが,開会式が30分ほど遅れたこともあり,一部試合と同時進行となってしまったのは,致し方ないところか。当日会場に来られなかった人も,この記事でイベント内容を確認してほしい。



■「新ラグナロ娘」のお披露目はメインステージで

 開会から,決勝トーナメント第1回戦の開始までの2時間近くは,メインステージ,サテライトステージの両方でラグナロ娘が大活躍した。ROファンにはおなじみの二人,乾曜子さんと七園未梨さんに加えて,ステージ上には3人の新ラグナロ娘が登場した。

 吉田りさこさん,涼音じゅんさん,榛名 梢さんは8名の最終候補から一般投票によって選ばれた新メンバーで,この日はそれぞれブラックスミス,スーパーノービス,チェイサーの衣装を身にまとっていた。5人のラグナロ娘は,そのまま「協賛社プレゼントステージ」の司会進行へ。これは会場前方で行われるじゃんけん大会に参加し,勝てばその場で豪華賞品がもらえるという太っ腹なイベントだ。WebMoneyチケット500円分が200名に,ソニーからスピーカーが8名に,日本ヒューレットパッカードからはインクジェットプリンター3台などと次々賞品が示され,会場にはこれまたおなじみ「じゃんけんポリ〜ン!」のかけ声が響き渡った。

左:ラグナロ娘新メンバー。左から吉田りさこさん,榛名 梢さん,涼音じゅんさん
中:RJC2005から変わらぬお二人,乾曜子さんと七園未梨さんは司会っぷりも板について先輩の貫禄アリ。アサシンクロスと忍者の衣装はかなりセクシー?
右:小さな商品はその場で手渡し。ちなみにスタッフのみなさんも右へ左へと大忙しだった


■イ・ミョンジン氏もゲスト出演「らぐな☆がーるず」のステージ

 一方サテライトステージ「ラグナロクSTUDIO」では,インターネット動画配信サービス「Gyao」で配信中の番組「ラグナロクch」パーソナリティ「らぐな☆がーるず」の3名を中心に,ミニトークショーが開催された。
 三姉妹がお届けするという設定のこの番組,長女役はやっぱり乾曜子さんで,次女役の岩田有以さん,三女役の虎南有香さんはRO初心者という設定だ。お姉さん役の乾さんはまだまだプレイがおぼつかない二人のドジっぷりや,プレイ中のエピソードなどを紹介していった。また,番組のテーマソング「永遠のストーリー」の紹介と,CDを当日購入した人への特典として握手会なども実施された。
 サテライトステージでのイベントは,試合の合間を縫って展開されたが,2回目にはROの原作コミック,キャラクターデザイン,ROIIの公式イラストも手がけるLee Myoungjin(イ・ミョンジン)氏が登場,個人的に好きなキャラクターや「ラグナロクオンライン」と「ラグナロクオンラインII」でのキャラクターデザインの違いについても話した。
 このほか,イベント後半にらぐな☆がーるずは,メインステージで番組主題歌「永遠のストーリー」を披露し,会場を沸かせていた。

左:中央の長女役,乾さんの左にいるのが岩田さん,右が虎南さん。それぞれハンターとアルケミストの衣装を着ている
中:アサシンクロスが一番好きだというイ・ミョンジンさん。サイン入りイラスト色紙がこの後ファンにプレゼントされた
右:「永遠のストーリー」はなかなかノリのよい曲で,振り付けも可愛らしい


男性では,プリーストを演じる人が多い。女性のコスプレイヤーさんは小物回りの再現が細かい例が多く,感心させられる
 また,メインステージでは恒例の「コスプレステージ」に加え,「コスプレグランプリ」が開催された。これは,事前にエントリーした人がステージに上がって自らのコスプレを披露,それと併せて事前に会場周辺に貼り出されたコスプレの写真を見て,来場者が投票し,賞を決めるというものだった。
 ちなみに,らぐな☆がーるずの3人が選ぶ「らぐな☆がーるず賞」もあって,これに選ばれたのはコスプレというより着ぐるみに近いNo.18のゴブリン。同様に「WebMoney特別賞」には昨年のコスプレステージにも登場していたオシリス姿のNo.10の参加者が,そして,一般投票によるグランプリを射止めたのは,クリエイター姿のNo.11。頭につけているツインリボン&コロネットまで,壇上のラグナロ娘にも負けていないこだわりっぷりだ。
 昨年まではコスプレタイムを設けたとはいっても,壇上に全員が上がって記念撮影をしたら終了という手短なイベントであったが,今年は見せ場もたっぷり。さらに,ステージイベント後もコスプレ衣装のままで歩く参加者の姿が多く見られた。




 このほかにも,会場の案内にはゲーム内で倉庫や転送サービスを行ってくれるNPC「カプラ」の衣装を着けたスタッフが立つ「カプラカウンター」を配置するなど,なかなか遊び心のある演出がなされていた。
 数々のステージイベントは、PvPにはさほど興味がないROプレイヤーが来ても,十分楽しめたのではないだろうか。また連休中ということもあり,このイベントを機会にギルドメンバーが顔合わせをしたり,オフ会のきっかけにしたりという例も多かったものと思われる。ちょっと気が早いが,仮にRJC2008が行われるとすれば,今年同様に充実したイベントでファンを楽しませてほしい。(ライター:麻生ちはや)


ラグナロクオンライン
■開発元:Gravity
■発売元:ガンホー・オンライン・エンターテイメント
■発売日:2002/12/01
■価格:プレイ料金:1500円/月(税込)
→公式サイトは「こちら」
ラグナロクオンライン2 -Episode:0 巡りあう大地-
■開発元:Gravity
■発売元:ガンホー・オンライン・エンターテイメント
■発売日:2007年内
■価格:1980円/30日間(税込),5310円/90日間(税込)
→公式サイトは「こちら」

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http://www.4gamer.net/news/history/2007.05/20070501235309detail.html