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あのEverglideからゲーマー向けマウス「Everglide G-1000」登場
2006/03/14 19:01
 ゲーマー向けマウスパッドやマウスソールで有名なEverglideが,ついにマウス本体を作り上げた。ドイツのハノーバーで開催されたCeBit 2006会場で発表された「Everglide G-1000」は,ゲームパフォーマンスと使いやすさに焦点を当てて開発されたマウスだという。

 気になるスペックは,解像度で400〜1600dpiをサポート,フレームレートは明らかにされていないが,5.8M pixel/sというスペックから換算すると6400fps程度と見られる。最大加速度は15Gにまで対応する。マウスメーカーの最上位機種が実現している2000dpiや2400dpi,7000fpsといったところまでは達していないが,1世代前の最上位機種程度のスペックとなる模様だ。
 マウスの形状はやや厚めで,前方部が高くてボタン面の傾斜が少ないタイプだ。カスタマイズ可能なボタンは7個。左右ボタン,ホイール,ホイールの上下の三角ボタン,左側の2ボタンとなっている。裏面写真はないが,Everglideの製品なので,ソールなどについても抜かりはないだろう。



DTKとEverglide Titan MonsterMat - DKT Edition。たぶんロゴが入っただけでスペック自体は従来製品と変わらないと思われる
 今回は,同時にマウスパッドの「Everglide Titan MonsterMat - DKT Edition」も発表された。
 DTK Editionは,プロゲーマーのBrian "destrukt" Flander(DTK)の名を冠したモデルだ。発表時のインタビューによれば,DTKはマウスの高解像度はまったく使用してないという。十分な広さのマウスパッドと低解像度でのマウス操作で数々の戦いを勝ち抜いてきている。これは高解像度でのフリクションを嫌った選択だが,プロゲーマーの考え方の一つであろう。彼は,DTK Editionを十分な広さ(444mm×355mm×4.3mm)を持った理想のマウスパッドとしている(ちなみにDTK Editionは高解像度で使用しても優秀だともコメントしているが)。

 Everglide G-1000は,マウスの性能も必要十分,もちろんEverglide製マウスパッド「Everglide Titan」などとの相性も良好だろう。あとはボタンの位置や握り心地などの好みで選べばよい。ゲーマー向けマウスにはRazerやLogitechなどの定評のある製品が揃っているが,そこにまた新しい選択肢が加わりそうだ。 (aueki)


マウス
■開発元:各社
■発売元:各社
■発売日:-
■価格:製品による
マウスパッド&マウスソール
■開発元:各社
■発売元:各社
■発売日:-
■価格:製品による

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http://www.4gamer.net/news/history/2006.03/20060314190147detail.html