Razerの最新マウス「Razer Krait」が,販売代理店のアスクから出荷された。同社Webサイトによれば,店頭価格は6000円前後になる見込み。
南アジアを中心に生息する縞模様の毒蛇「Krait」(クライト)から名を取った同製品は,「小型版Razer Diamondback」とでもいうべき,光学センサー搭載製品である。 解像度は1600dpi,フレームレートは6400fpsと,光学センサー搭載マウスとしては合格点といったスペックのRazer Kraitだが,ポイントは,サイズは64(W)×128(D)×39(H)mm,重量は約83g(ケーブル除く)と,かなり小型軽量化が進んだこと。そして,小型軽量化を実現するためか,サイドボタンが省かれ,スクロールホイールボタンを含めた3ボタン仕様になっていることだ。
最近では,サイドボタンのないマウスは非常に少なく,ゲームプレイ時にも積極的に使っている人が多い。それだけに,サイドボタンを省略しての小型/軽量化が,ゲーマーにどう評価されるのか,やや読み切れないところだ。ちなみにRazerは,Razer Kraitを,とくにRTSやMMORPGのプレイヤーに向くとしている。
左:Razer Kraitの製品パッケージ
右:Razer Kraitを中心に,Razer Copperhead(写真左),Razer Diamondback(写真右)とサイズを比較した写真
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なお,接続インタフェースはUSB 1.1で,ケーブル長は2.1m。Razer製マウス製品に共通した,非動作時にスタンバイモードへ入らない「Always-On」機能や,ゲーム中にマウスの感度を調整できる「On-the-fly Sensitivity」機能は,Razer Kraitでもサポートされている。(佐々山薫郁)
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