ソフトバンクBBは本日(4月28日),新作アクションRPG
「RINNE」を6月末に発売することを明らかにした。
RINNEは,マウスだけですべての操作が可能な,クォータビュータイプのアクションRPG。価格はオープンプライスで,
実売価格は6800円前後になる見込みだ。
これまで一切情報が表に出ておらず,ここにきて突然発表されたタイトルであるだけに,中身が気になるところ。そこでここではプレスリリースをベースに,現時点で判明している内容をメインにお伝えしよう。
まずは気になるストーリーから追ってみよう。プロローグはこうだ。
ここから推察するに,どうやらほかの生き物に乗り移る能力を持った「彼」がプレイヤーキャラのようである。
倒した敵や,転がっていた骸に精神体が乗り移る様を仏教の基本概念の一つである"輪廻"になぞらえ,"RINNE"というタイトルが付けられたのだろう。
主人公は,"ボディースナッチ"という能力を発動することで倒れている敵に乗り移れるだけでなく,一度乗り移ったことのある体に変身する"トランスフォーム"という能力を発動することで,外見を自在に変えながらゲームを進めていくようだ。
この作品では、敵キャラにもさまざまな種族があるようで、目の前にいる敵キャラと友好的な関係を保っている種族に変身すると、敵キャラから情報をもらえることもある。
また,この種族にはこの種族が強い(あるいは弱い)といった属性も設定されていて,どのタイミングでどの肉体を使用するかが,攻略のポイントとなる。このあたりの組み合わせを探っていく過程は,パズルを解くのに近い楽しさを味わわせてくれそうだ。
なお,マルチシナリオシステムが採用されているため,ストーリーはプレイヤーの行動によって変化していく。何度も繰り返し遊べる一本と言えるだろう。
RINNEの開発元は
日本ファルコム。日本ファルコムといえば,6月30日にアクションRPG
「イース−フェルガナの誓い−」(以下,フェルガナ)を発売するわけだが,RINNEは単体販売だけでなく,(なぜか)フェルガナとのセット販売も行われる予定とのこと。セット版の価格も単体版と同じくオープンプライスだが,だいたい
1万1800円前後になるようだ(RINNEの発売日は6月末とのことだが,フェルガナが30日に発売されることを考えると,ほぼ同時ではないだろうか)。
ちなみにフェルガナの価格は,
"ファルコム通信販売"で消費税・送料・手数料込みで8988円。これに約3000円プラスするだけで二つのゲームを遊べてしまうこのセット販売は,ある意味お得だといえるだろう。
なお,4GamerではRINNEの続報を入手次第お伝えしていく予定なので,楽しみにお待ちあれ。