CFD販売,AMD純正ATI Radeonグラフィックスカードの取り扱い開始
AMD純正ボックス入りで流通するATI Radeon X1950 Pro搭載カード
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旧ATI Technologies時代の戦略変更後,長らく北米市場にのみ供給され,国内では並行輸入品しか流通していなかった,“ATI純正グラフィックスカード”。その国内流通が復活することになった。
AMD純正のATI Radeon搭載グラフィックスカードの国内代理店となったのは,AMD製CPUの販売代理店として知られるCFD販売。第1弾としては,「ATI Radeon X1950 Pro」および「ATI Radeon X1650 Pro」搭載モデル,計3製品が2007年7月中旬発売予定として以下のとおりラインナップされている。
●X1950PRO-256MB/PCI-E
コアクロック:575MHz メモリクロック:1.38GHz相当 グラフィックスメモリ容量:GDDR3 256MB 内部インタフェース:PCI Express x16 外部インタフェース:HDCP対応デジタル/アナログRGB(DVI-I)×2,高解像度テレビ出力×1 CFD販売による想定価格:3万3800円前後
●X1650PRO-512MB/PCI-E
コアクロック:600MHz メモリクロック:800MHz相当 グラフィックスメモリ容量:DDR2 512MB 内部インタフェース:PCI Express x16 外部インタフェース:デジタル/アナログRGB(DVI-I)×1,アナログRGB(D-Sub)×1, 高解像度テレビ出力×1 CFD販売による想定価格:1万9800円前後
●X1650PRO-512MB/AGP
コアクロック:600MHz メモリクロック:800MHz相当 グラフィックスメモリ容量:DDR2 512MB 内部インタフェース:AGP 8X 外部インタフェース:デジタル/アナログRGB(DVI-I)×1,アナログRGB(D-Sub)×1, 高解像度テレビ出力×1 CFD販売による想定価格:2万2800円前後
サードパーティ製品と比較すると(想定価格レベルの話ではあるが)全体的に割高。そのため,万人向けではないが,AMD純正,“ATI純正”という部分に信頼感を憶える人にとっては,相応に価値のある存在といえるだろう。
なお,気になるATI Radeon HD 2000シリーズについては「2007年7月下旬から8月以降に取り扱いを開始する」(CFD販売)とのこと。せっかく最新世代のATI Radeonを購入するなら,純正品のほうがいいという人は,記憶に留めておくといいかもしれない。(佐々山薫郁)
ATI Radeon X1650 Pro搭載製品2モデルも,もちろん純正ボックスで流通する
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