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標準で40種類以上のカードに取り付けられる大型GPUクーラー「Accelero XTREME Plus II」が登場
3連ファンを採用している点や,5本のヒートパイプを備えている点などは前モデルから継承しつつ,前モデルでグラフィックスカードへの取り付けに必要だった別売りモジュールを必要とせず,標準で40種類以上のカードに取り付けられるのが特徴だ。同社の直販サイトでは92.58ドルで販売が始まっている。
標準対応のGPUは下記のとおり。いずれもリファレンスのカードデザインがサポートされる。
●標準対応
- GeForce GTX 580/570/560 Ti/480/460 SE/460
- GeForce GTS 550/450/250/240(OEM)/150(OEM)
- GeForce GT 130(OEM)
- GeForce 9800 GTX+/9800 GTX
- GeForce 9800 GT/9600 GT/9500 GT
- GeForce 9600 GSO
- GeForce 8800 Ultra(G80)
- GeForce 8800 GTX(G80)
- GeForce 8800 GTS(G80)/8800 GTS(G92)
- GeForce 8800 GT
- GeForce 8800 GS
- GeForce 7900 GTX/7800 GTX 512/7800 GTX
- GeForce 7800 GT
- Radeon HD 6970/6950/6870/6850
- ATI Radeon HD 5870/5850/5830
- ATI Radeon HD 4890/4870/4850/4830
- ATI Radeon HD 3870/3850
- ATI Radeon HD 2900 XT
また,Accelero XTREME Plusと同様,別売りのモジュールによって対応するGPUも以下のとおりリストアップされている。
●別売りモジュール「VR002」で対応するGPU
- GeForce GTX 285/280/275/260+/260
●別売りモジュール「VR003」で対応するGPU
- GeFrce GTX 470/460
搭載しているファンがPWMにより900〜2000rpmの範囲で回転数が自動制御される点は従来どおり。本体サイズは288(W)×103(D)×50(H)mmで,前モデルの290(W)×104(D)×56(H)mmと比べるとほんのわずかに小型化しているが,これはフィンの枚数が1枚減ったためだろう。
Arctic Coolingによれば,本製品は250Wまでのグラフィックスカードに対応し,VRMやメモリチップ用のヒートシンクも付属しているため,カード全体を冷却できるとのこと。今のところ日本国内における発売はアナウンスされていないが,今後の動向が楽しみな製品が登場したといえそうだ。
Accelero XTREME Plus II製品情報ページ
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