ディースリー・パブリッシャーは本日(2018年8月2日),2019年発売予定のアクションゲーム
「EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN」の新情報を公開した。
「地球防衛軍」シリーズのナンバリングタイトルとは一線を画した世界観を持つ本作は,開発をユークスが担当し,荒廃した地球を舞台にした地球防衛軍(EARTH DEFENSE FORCE=EDF)の戦いが描かれるという。
発表からしばらく間が空いてしまった
6月27日に掲載した記事では,おさらいとして改めて本作の概要を紹介したが,今回,明らかになったのは,新たな敵として登場する
「ウルフスパイダー」と,侵略兵器の
「ガーガント」,そして上記の記事でチラリと登場した,
謎の集団の正体だ。
ウルフスパイダーは,腹部に自爆する大量の子グモを抱えているという,ビジュアル的にもかなり危険そうな相手。ガーガントは,高層ビルに匹敵する巨大サイズの侵略兵器で,歩行するだけでも衝撃波を発生させるという。
そして謎の集団は,
「カインドレッド・レベリオン」と名乗るレジスタンス組織で,侵略者「アグレッサー」に対抗するという意味では,もう1つのEDFとも呼べる存在だ。彼らは,規模ではEDFには及ばないものの,闇ルートで得た試作型の光学兵器を持っており,EDFと対等に渡り合えるほどの戦力を持っているという。果たして,彼らはどのように生まれたのか? そして,物語にどう絡んでくるのか? 詳しくは以下のリリース文を参照してほしい。
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増殖する巨大昆虫
ウルフスパイダー
蜘蛛型の巨大生物。足を広げた最大幅は25メートル以上に達する。動きはさほど早くないが、口や腹部から粘着性の高い糸を放つ。この糸はPAギアの運動性能を封じるほどの強靭さを持っている。ウルフスパイダーの最大の特徴は腹部に住み着いた無数の子グモの存在にあると言える。通称“ベビースパイダー”と呼ばれる小型のクモには特殊な生態が確認されている。
ベビースパイダー
ウルフスパイダーの腹部に住み着いた無数の子グモ。子グモと言っても全長は約2.5メートルもあり、人間よりもはるかに大きい。当初、親グモの糸によって捕縛された人間をベビースパイダーの餌にすると考えられていたが、ベビースパイダーは敵が接近すると、自ら親グモから離れて行き、攻撃する習性を持つ。その攻撃方法は強酸性の体液を周囲に撒き散らすべく、自ら内部爆発を起こすという恐るべきものである。
↑このサイズの敵がちょこまかと忍び寄る…脅威だ。
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↑近づいて来ては爆発する厄介な敵ベビー
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侵略兵器
ガーガント
突如、西海岸エリアに出現した高層ビルに匹敵する超大型侵略兵器。巨大な六本脚を持つその兵器は絶えず歩行移動を繰り返しており、各地に壊滅的な被害を与え続けている。本体には多数のレーザー砲が装備され、脚部からは強力なプラスマ弾を射出する。
その巨体ゆえ、ただ歩いているだけで周囲の建物を破壊するほどの衝撃波を発生。さらに内部から多数の侵略兵器を放出する姿が確認され、この超大型侵略兵器はアグレッサーの移動プラントとしての機能も兼ね備えられていると考えられる。
装甲の強度もこれまでの侵略兵器の比ではなく、地上部隊による攻撃はもとより航空部隊による戦術爆撃でも進行を止めることはできなかった。そのため、ガーガントの殲滅はEDFの最重要課題となっており、EDF科学技術局指揮の下、アグレッサー研究部と兵器開発部が合同で新兵器の研究、開発を進めている。
そして謎の集団登場。
この人たちは誰!? WHO ARE YOU? |
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はたして敵か味方か?EDFとは異なる謎の戦闘組織の存在がいよいよ明らかに!?
もうひとつのEDF組織
謎の武装集団、それは「カインドレッド・レべリオン」を名乗るもう一つのEDFとも言える組織であった。
正規EDF VS スピンアウトEDF
カインドレッド・レべリオン
アグレッサーに対抗するレジスタンス組織。アグレッサーと戦っているという意味ではもうひとつの防衛軍とも呼べるが、EDFとアグレッサーの戦闘に旧式のウォーメックで乱入し、アグレッサーが落としたエナジージェムを奪い取っていくためEDFとも敵対している。その正体は元EDF精鋭部隊フレア大隊で、2033年のハイヴクラフトとの決戦で壊滅した精鋭部隊の生き残りである。ハイヴクラフトとの決戦で成功確率の低い作戦を命じられ、多くの仲間を失ってしまったことによってEDF上層部と対立。ついに2035年、カインドレッド・レベリオンを名乗りクーデターを起こした。
2040年現在、レベリオンはEDFからの脱走兵や民間から賛同者を増やし続け、廃棄された”防衛優先レベルD”のエリアや都市部の地下に潜伏している。
レベリオンは組織の規模ではEDFに及ばないものの、強奪したPAギアやウォーメックを始め、EDFのスポンサーにならなかった企業、研究機関から闇ルートで得た強力な威力を持った試作型光学兵器を有しており、EDFと対等に渡り合えるほどの戦力を持っている。
最新情報では、地下鉄道跡を拡張して大規模な研究施設を作り、新兵器の開発を行っているという噂がある。
彼らの合言葉は「Resisit! Revolt! Rebel!(レジスト!リヴォルト!レベル!)」直訳すると「抵抗、反対、反抗」となるが、「屈するな!行動せよ!立ち向かえ!」という意味が込められている。
スピンアウト組織KRの戦力
ナイトクローラー(カインドレッド・レベリオン:ウォーメック)
レベリオン物資回収部隊の主戦力である“ナイトクローラー”と呼ばれる旧式のウォーメック。ウォーメックはPAギアの開発以前に対アグレッサー兵器の要として使用されていた大型の二足歩行兵器であったが、クーデターの際にカインドレッド・レベリオンによって奪取された。
スピンアウト組織KRの戦力
堅牢な装甲と強力な火砲を有するが、機敏な巨大生物に対し機動性で劣り、現在EDFでは主戦力としての運用はされていない。EDFとアグレッサーの戦闘時に現れては、エナジージェムを強奪していく。なお4門の榴弾砲を左右に装備した中距離戦闘タイプのほか、長距離砲を装備したタイプも存在する。
EDFとレべリオンの確執とは?
EDFの内紛から生まれた組織カインドレッド・レべリオンは、侵略者アグレッサーと敵対するという意味ではEDFと同じである。しかしエネルギー資源に乏しい2040年現在、アグレッサーの体内にあるエナジージェムこそが人類の生活を支えるエネルギーとなってしまった。この枯渇したエネルギーの争奪においてはEDFとレべリオンは敵対関係にある。またレべリオンのクーデターにより、友人や親族を失ったEDF隊員も存在し、遺恨が残る関係であることに間違いはない。
EDFに残る遺恨。
事実、ブラスト小隊第2分隊長のマイク(マイク・モーリス)は、2035年のレべリオンのクーデターによってEDF隊員であった2歳年上の兄を失っている。彼のレべリオンに対する思いとは…?
EDFに誰もが等しく守ってもらえるわけじゃない!?
防衛優先レベルとは?
ハイヴクラフトとの決戦で消耗したEDFは地球全域を防衛するだけの戦力を維持できなくなってしまった。そのため、優先して防衛すべき地域を区分するため制定されたのが「防衛優先レベル」である。レベルにはAA〜Dが存在する。優先レベルの高い地域には、EDFの支援者である富裕層やスポンサー企業の重役たちが避難しているエリアが数多く含まれている。これに反発してレべリオンに賛同する者も少なくない…?
レべリオン物資回収部隊
ファイザ |
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カインドレッド・レベリオン物資回収部隊隊長。CQC(Close Quarters Combatの略で近接格闘の意)のスペシャリスト。レベリオンの首領であるギデオンの末妹で、2035年のクーデター以前はEDFのフレア小隊に所属していた。2033年に両親は死亡している。EDFフレア小隊としてアグレッサーと戦うも、その後EDFが制定した「防衛優先レベル」に反発、兄のギデオンと共にクーデターに参加する。なおファイザはアラビア語で「勝利」を意味する。
アデル |
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カインドレッド・レベリオン物資回収部隊副隊長。EDFや軍に所属したことのないKR生え抜きの兵士。KRの誕生当時、16歳のアデルは難民キャンプで少年窃盗団のリーダーをしている孤児だった。首領ギデオンから食料を盗もうとして捕まるが、自分を囮に仲間を逃がそうとする姿にギデオンはアデルを許し、この男気に触れたアデルは窃盗団の仲間とともにKRへ参加した。ギデオンからの信頼は厚く、好戦的なファイザのお目付け役として物資回収部隊に配属される。狙撃手を務めることが多い。