スクウェア・エニックスは,中国の大手ゲームプロバイダ久遊網(9you)と共同で開発したPC向け対戦ゲーム
「红莲之王 LORD OF VERMILION ARENA」(以下,「红莲之王」)の中国国内向けサービスを,2018年8月30日に開始した。
「红莲之王」は,2015年6月〜2016年6月に日本でサービスが行われたPCオンラインゲーム
「LORD of VERMILION ARENA」の「カードデッキ要素」と「マルチ対戦アクション」というコンセプトを踏襲しつつ,中国のプレイヤーに向けて新たなゲームシステムを構築したゲームだ。
プレイヤーは,召喚能力を持つ「刻印の者」として,「LORD OF VERMILION」シリーズを原作とした「使い魔キャラクター」を召喚して対戦を行うという,MOBAのゲームシステムとカード要素を融合させた作品とのこと。
昨日お伝えしたように,中国最大手のTencentグループとの戦略的提携を発表したスクウェア・エニックス。世界最大といわれる中国のゲーム市場に向けた取り組みを加速させているようだ。詳しくは以下のリリース文を参照してほしい。
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PC向け対戦ゲーム
『红莲之王 LORD OF VERMILION ARENA』
2018年8月30日に中国国内で正式サービスを開始
株式会社スクウェア・エニックス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松田 洋祐、以下スクウェア・エニックス)は、久遊網社との協業により開発中のPC向け対戦ゲーム『红莲之王 LORD OF VERMILION ARENA』(以下、红莲之王)が、2018年8月30日に中国国内でサービスを開始することをお知らせいたします。
『红莲之王』は 2015年から日本で展開したPCオンラインゲーム『LORD OF VERMILION ARENA』の“カードデッキ要素”と“マルチ対戦アクション”の融合というゲームコンセプトをそのままに、中国ユーザーに向けてゲームシステムを新たにしており、2017年10月よりこれまで数回のユーザテストを重ね最適化を行って参りました。
ユーザテストの結果、多くのユーザーに好評をいただいており、中国のゲーム情報サイト「17173」では期待の新作ランキングで上位に選出されております。
『红莲之王』は、MOBAのゲームルールと『LORD OF VERMILION』シリーズのカード要素が融合した新しいコンセプトのオンライン対戦ゲームです。召喚能力を持つ「刻印の者」を主体に、『LORD OF VERMILION』シリーズを原作とした使い魔キャラクターのデッキ編集を行い、対戦フィールドで「刻印の者」が「使い魔キャラクター」を召喚し「1+3」のキャラクターを操作する斬新な遊び方で相手プレイヤーと対戦を行います。
近年、中国では日本のアニメ・ゲーム文化の発展が速く、日本版の綺麗なイラストと豪華な声優陣を持つ『红莲之王』は、中国国内で日本のアニメ・ゲーム文化ファンの人々の注目を集め、2018年8月3日から開催されたChinajoy2018では、『红莲之王』の体験エリアを設け、多くの方にプレイいただきました。
『红莲之王』の開発運営を手掛ける「久遊網」は、海外ゲームの多数のライセンス運営経験を持つ企業であり、「オーディション」、「機動戦士ガンダムオンライン」などの大型オンラインゲームの運営に成功しております。今回の『红莲之王』では「久遊網」はメディア及びネットカフェ等の業界のトップ企業と協業し、盛況な中国国内のMOBA市場に向けて新たな風を送り込みます。