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[ECTS 2002#30]Monolith社が手掛ける「Tron 2.0」のプレイアブルデモが公開 | - 09/02 22:41 |
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NVIDIA社のブースでは,なぜか同社のTシャツを着たモデル二人の写真撮影会を行っていたが,それでも今回のECTSでは一番派手な展示だったかもしれない。そんな彼女らの華やかさに隠れるように,E3ではムービーだけが紹介されていたMonolith社制作/Disney Interactive社販売のFPS「Tron 2.0」のプレイアブルデモがあったのでプレイしてみた。 用意されていたのは,実際に敵と戦えるECTS用デモと,まだ作りかけのマップが二つ,そしてZOOと題されたキャラクターモデルのマネキンの紹介用マップの計四つのみ。1970年代にディズニーによって制作された「Tron」はCGを利用したSF映画の草分けで,人間がコンピュータの中に取り込まれてゲーム(?)で対戦するというストーリーだった。その後アーケードゲームなどでゲーム化されたこともあったが,Tron 2.0はそのまま映画の続編という位置付けになる。 今となっては古臭い3D表現で,緑色のグリッドラインの上をネオンがかった乗り物が激走するシーンを覚えている読者もいるだろうが,Tron 2.0にはその雰囲気が色濃く残っており,テクスチャの貼られていないオブジェクトが存在するのが最近のゲームとしては逆に目新しい。戦闘デモは,赤いボールを投げてくる敵に対して青いフリスビーのような円盤を投げて破壊するというもので,どんな武器でも壁に当たればブーメランのように跳ね返ってくるのだけど,ミスするとはるか後方の壁にまで飛んでいってしまい,10秒以上攻撃できなくなるようなこともある。背景やタイミングを間違えないように的確に敵を狙わなければならないようだった。 ZOOマップに展示されていたキャラクターモデルは,ゲーム登場するものの一部である7体のみだったが,ほとんどのものが人間に近い形だった。LithTech社の誇るジュピター開発システムで制作されており,Tron 2.0はこの開発キットで作られる初めてのゲームになる予定だったらしいものの,見た感じの状況ではβ段階にはまだまだという印象を受けた。(Okutani) |
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Tron 2.0
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