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Radeon X1000シリーズがズラリ 「ATI Winter Festival’05」開催
会場には国内で製品を販売するパートナー各社の展示ブースが並び,ATIのスタッフによるステージ上での解説,プレゼント企画なども実施された。ATIスタッフ“漣氏と礼子先輩”の,ハードウェア展示会とは思えないほど腰砕けなマイクパフォーマンス(ATIではお約束?)で始まったステージでのイベントのほうは,ATI創立20周年を記念したクイズ大会をはじめ,新製品の技術解説,プレゼント大抽選会などが行われた。
ASUSTek,日本ギガ・バイト,MSI,HISなどパートナー企業各社のブースでは,Radeon X1000シリーズの新製品や,CrossFireによるデモンストレーションが行われており,これらのデモ用に,発売されたばかりの「コール オブ デューティー 2」「ガン」「F.E.A.R. 日本語版」などが,その場にいたゲームのパブリッシャ広報でさえ「こんなにスルスルと動いているのを初めて見た」とコメントするような状態で展示されていたのが面白い。
中でも4Gamer的に注目だったのは,日本ギガ・バイトブースの「ギルド ウォーズ」だろう。ギガ・バイトは,11月30日に発表されたばかりの「GV-RX16P」(ギルド ウォーズの15時間無料チケットがバンドルされるグラフィックスカード)の発売を控えており,ブースはまさにギルド ウォーズ一色といった気合の入りようであった。
現地では,これが初となる日本語版のプレイアブル展示もされていたのだが,現在は一般プレイヤー向けのβテストは行われていないので,つまりほぼ無人のサーバーが起動されていたのだ。なお,このギルド ウォーズは,ギガ・バイトの“ゲーマー向けマザーボード”こと「GA-G1975X」上で,「GV-RX13P」のCrossFireで動作していたのだが,この環境で一般公開されたギルド ウォーズは世界初だろう。
まずATIは,Radeon X1800 CrossFire Editionを利用した動作デモを実施していた。ベンチマークテストを利用した具体的なスコアなどは公開されなかったが,“普通”に動作しており,登場は近そうな気配である。
ちなみに,Radeon X1600シリーズでは,Radeon X1300シリーズと同様,CrossFire EditionがなくてもCrossFire動作を実現させられるようだ。サードパーティとなるカードメーカー各社の話を総合すると,Radeon X1600 CrossFireは2006年1月版――要するにCatalyst 6.1――で有効になるらしい。
そろそろグラフィックスカードの買い替えを検討しているゲーマーには,大変興味深い今回の展示品の数々。会場を訪れた人々は,そのパワーに魅せられながらも,どのメーカーの製品を購入すべきか贅沢な悩みを抱えて会場をあとにすることになったのではなかろうか。(Kawamura / 佐々山薫郁)
- 関連タイトル:
ギルド ウォーズ
- 関連タイトル:
ATI Radeon X1800
- 関連タイトル:
ATI Radeon X1600
- 関連タイトル:
ATI Radeon X1300/X1550
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(C)2006 Advanced Micro Devices Inc.
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