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G-Clusterで「鬼武者3」などカプコンゲームをオンデマンド提供
「バイオハザード2」
「バイオハザード3」
「鬼武者3」
「逆転裁判」
「逆転裁判2」
「逆転裁判3」
「ブレスオブファイア4」
「カオスレギオン」
「ディノクライシス2」
「ロックマンX5」
「ロックマンX8」など
G-Cluster技術とは,サーバー側でゲームの処理すべてを行ってしまい,端末からは入力情報だけを取り出し,完成した映像を圧縮して端末側に送り返すという技術。そのため,端末側はゲームプログラムのダウンロードやインストールなどの作業を行わずに,インタラクティブなゲームを楽しめる。また,PCの性能を(ほとんど)問わないので,セットトップボックスなどのインターネット端末でも高品位なゲームを楽しめるというのも大きなウリだ。
コンテンツ提供側としては,不正コピーの心配がないため,安全にコンテンツを配信でき,またデバッグやアップデートも,ゲームサーバーだけに行えば隅々まで一度に対応できるという利点がある。
またユーザー側としては,PCスペックを気にせずにどんなゲームでもプレイできるし,時間のかかるダウンロードなどの手間も省ける。もちろんハードディスク容量も心配しなくていい。
双方にいろいろメリットの多いG-Clusterだが,日本で一般的なADSL回線でどの程度の画質で配信が行われるのか,フレームレートはどれくらいなのか,処理が集中した場合のサーバー側での処理落ちはあるのかなど,いくつか不透明な部分も残っている。
カプコン作品の提供は,2005年12月に開始される予定だ。これがうまくいけば,さらに多くのメーカーのタイトルが提供されることは十分に考えられ,コンシューマゲーム機のあり方そのものを問い直すことになるかもしれない。オンラインゲームの動向としても,要注目といえるだろう。(aueki)
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