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[G★2005#061]WeMade,MOとMMOが同居するオンラインRPG「Creamph」をプレイアブル出展
プレイアブル出展されていたCreamphだが,本作のウリの一つである「カードバトルシステム」周辺が実装されていないなど,実のところ完成度は高いとはいえないバージョンだった。
実際にゲームをプレイしてみると,ロビー画面からMMOタイプのワールドへ飛べるようになっており,条件を満たしていれば,インスタンスエリアやミッション単位のワールドへも参加できる。
直接確認できたのは,通常のMMOワールドと,敵を倒すことで得られるクエストアイテムを制限時間内に集めるタイプのミッション(MOタイプ)だった。
MMOワールドでは,従来のMMORPGのように,大勢のプレイヤー達が同時にプレイできる。比較的プレイ時間が長くとれる人は,主にこちらの住人として楽しむことになるだろう。
MOタイプのミッションは,「ミッションカード」的なカードを所有していれば楽しめるようになるらしく,試遊台には「敵がドロップするクエストアイテムを制限時間内に集める」ミッションが楽しめた。ミッションカードの入手法については不明だが,こちらはあまり時間のとれない人や,限られたメンバーのみでゲームを楽しみたい人にとっては嬉しいシステムである。
いずれのワールドも,本作のテーマである「自然と昆虫」が一目で分かる構成となっており,草原や森の中を舞台に,植物系/昆虫系のモンスターとの戦闘が楽しめた。グラフィックスはやや地味だが,キャラクターは可愛らしく,女性や若年層に対するアピール度も高そうである。
戦闘システムは,MMORPGでは一般的なクリック方式と,カードバトル方式の両方が採用されているとのこと。
クリック方式の戦闘は,ごくごく一般的なシステムだったので,操作方法を知らなくてもサクサクと戦闘が楽しめた。敵を倒すことで,一時的にパラメータがアップするアイテムがドロップすることもあり,単調な作業になりがちな戦闘シーンのいいスパイスとなっていた。
カードバトルシステムに関しては,今回のバージョンでは未実装だったため,残念ながら詳しい情報は得られなかった。
李?潭氏は,「カードはモンスターを倒したときにドロップすることがあります。また,ミッションの報酬としてもカードが得られる場合があります。アイテム課金によるカード販売については現在検討中ですが,カード自体を育成するシステムも開発中なので,カード集めは非常に楽しい作業になると思います」と語っていたので,今後のアップデートに期待,といったところだろう。
今後のスケジュールに関しては,「今年中にクローズドβテストを実施する方向で調整しています。それまでには,インタフェースも改良するつもりです。日本での展開はまだまだ先の話になりそうですが,検討はしていますので,楽しみにしていてください」とのこと。
ロビーを通じて,MMOワールドとMOワールドを行き来できる点や,クリックバトルとカードバトルの両方が楽しめる戦闘システムなど,興味深い仕様が盛り込まれるCreamph。クローズドβテストの段階で,ゲームの基本的な枠組みは用意されそうなので,本作のゲーム性が確認できるのは,もう少し先の話になりそうだ。今後の情報公開に期待したい。(大路政志)
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Creamph
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