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“FSX専用”のSaitek製追加スイッチパネル,1万3800円で25日発売
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印刷2009/02/20 12:00

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“FSX専用”のSaitek製追加スイッチパネル,1万3800円で25日発売

 Saitekの販売代理店であるMSYは,Saitek製フライトシュミレータ(以下,フライトシム)用周辺機器シリーズ「Pro Flight」の新製品として,「Pro Flight Switch Panel」を2009年2月25日に1万3800円(税込)で発売すると発表した。

Pro Flight Switch Panel
画像集#001のサムネイル/“FSX専用”のSaitek製追加スイッチパネル,1万3800円で25日発売

Pro Flight Yoke System専用というわけではないが,同じSaitek製ということもあり,付属のネジを利用すれば連結して利用できたりもする
画像集#002のサムネイル/“FSX専用”のSaitek製追加スイッチパネル,1万3800円で25日発売
 Pro Flight Switch Panelの正体は,文字どおり「スイッチパネル」。販売中のSaitek製フライトヨーク,「Pro Flight Yoke System」など,機体を操縦するためのデバイスと組み合わせて利用するのを前提とした,いわば周辺機器のための周辺機器である。
 現在のところ,対応タイトルは,「Microsoft Flight Simulator X」(邦題 マイクロソフト フライト シミュレータ X,略称FSX)のみ。「Microsoft Flight Simulator 2002/2004」では一部機能しか利用できず,ほかのタイトルにはそもそも非対応と,なかなかハードルはお高めだ。

画像集#003のサムネイル/“FSX専用”のSaitek製追加スイッチパネル,1万3800円で25日発売
 これで何ができるかだが,写真左端に見えるロータリースイッチはエンジンの制御用。右端のレバーは離発着時に使う「ランディングギア」用のスイッチで,これらに挟まれるように計13個のボタンが用意されている。
 これらは上段左から主電源,予備電源,アビオニクス電源,燃料ポンプ電源,翼前縁除氷,ピトー管防氷。下段左からカウルフラップ開閉,計器灯,衝突防止灯,位置灯,翼端ストロボ,タクシー灯,着陸灯を,それぞれオン/オフするためのものだ。

 マニアにしか分からないだろう用語も多いが,基本的にはPro Flight Yoke System用のオプションデバイスなので,そのあたりは問題なさそう。フライトシムの操作パネルというと,もっぱら機体のコントロールに関連したものが多く,機体内の電気系統や,離発着時のライトなどを操作できるスイッチ群というのは,なかなか手に入れづらい。その意味で,筋金入りの“フライトシマー”を自認するなら,見逃せない新製品といえるのではなかろうか。

●Pro Flight Switch Panelの主なスペック
  • スイッチ:エンジンスイッチ(5ポジションロータリースイッチ)×1個,ランディングギア(レバースイッチ)×1個,各種操作スイッチ(ロッカースイッチ)×13個
  • 対応OS:Windows XP,Windows Vista
  • インターフェイス:USB 1.1/2.0
  • ケーブル長:1.8m
  • サイズ:285(W)×100(D)×85(H)mm
  • 重量:480g
  • 発売日:2009年2月25日
  • 価格:1万3800円(税込)
  • 関連タイトル:

    Saitek

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