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イーフロンティア,Unityに対応した「Shade 13.2」公開。Windows 8にも対応
Shade 13.2 | |||
配信元 | イーフロンティア | 配信日 | 2012/11/19 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
「Shade 13.2」アップデータ 公開開始のお知らせ
株式会社イーフロンティア(本社:東京都新宿区、代表取締役:安藤 健一)は、ゲーム開発ソフト「Unity」に対応(*1)したShadeシリーズ最新バージョン『Shade 13.2』を、本日2012年11月19日(月)より公開いたします。
(*1)Unity3.5以上。Unity4.0対応
●Windows 8対応
2012年(平成24年)10月26日にリリースMicrosoftからリリースされましたWidows 8に正式対応致しました。詳しい動作環境については、以下のShade13.2シリーズ動作環境でご覧ください。
グラフィックソフトランキングNo.1(*2)のShade 3D for Unityの機能を搭載。
「Shade 3D for Unity(英語版)」はMac App Storeより米Unity Technologiesのゲーム開発エンジン「Unity」クリエイター向けとして公開されています。このShade 3D for Unityは、Mac App Storeにおいてグラフィックソフトランキングでいきなり第1位、全カテゴリーのソフトウェアダウンロードランキングにおいてもEvernoteに次ぐ第2位を記録しました(11月14日現在)。このShade 3D for Unity (Mac App Store版のみ)で提供されていた機能に加え、さらにShade 13.2 のために強化、改良されたさまざまな機能が、日本語対応したShade 13.2 でも、ついに搭載されます。
(*2)Mac App Store グラフィックソフトランキング部門で2012年11月14日に記録。
米国Unity Technologies, CEO David Helgasonより歓迎のコメント
「Shadeシリーズがゲームの開発者に向けて装いを新たにしたことをとても嬉しく思います。Shade13.2とUnityを使って、さらに多くの人がゲームの作り方を学ぶようになることを願っています!」
Unityと連携するShade13.2の主な新機能
●FBX(*3)インポーター
FBXインポーターの搭載によりUnity上にあるキャラクターやAutodesk 3dsMaxやMaya等で作成したキャラクターをFBX経由で形状やアニメーションをインポートできます。
●FBX(*3)エクスポータの機能強化
Unity に書き出すことのできるオプションを追加。
ボーンと組み合わせることで、Shadeで作成したキャラクタアニメーションをUnityで使用することができます。
Unity以外にも一般的な3Dソフトで使用することを想定したFBXを書き出すことができます。
●形状、表面材質、アニメーションの出力
●イメージの埋め込み、外部参照の選択
●アニメーションの出力、ベイクされたアニメーションの出力
●カメラ、光源の出力(Unityに読み込んだ際は、空のGameObjectになります)
(*3)FBXとはポリゴン、モーションキー、マテリアル、テクスチャ、ライト、カメラ、階層情報、IK、スキンのデータ情報を保存できる形式です。
●法線マップへの変換
Shadeに読み込ませたバンプマップ用のグレイスケール画像を法線マップ用の画像に変換することができます。画像編集ウインドウのフィルタとして搭載されており、各種画像補正フィルタと連携することも可能です。
法線マップとは、法線ベクトルのX, Y, Z座標に対応したRGB画像で、法線マップをオブジェクトに設定すると、疑似的に凹凸表現してくれる機能です。ゲームのキャラクターや背景の作成等で活用できる便利な機能です。これまで、Professionalグレードにのみ搭載されていた法線マップが、Shade 13.2では全グレードで利用可能となりました。
●アルファ透明
一枚の画像から自動で透明度と拡散反射を設定することが出来ます。たとえばビルボードのような表現がより簡単に設定できるようになりました。
●Shade 3D Loaderの提供開始
Shadeで作成したシーンファイル(*4)をUnityで読みこませることできます。
これより、リアルタイムでShadeの形状の編集結果等をUnityに反映させることが可能になります。
スクリプトはUnity Asset Store(http://u3d.as/content/e-frontier-inc-/shade-3d-loader/3ud)で入手することができます。
(*4) Shade 13.2で開くことができるファイルであれば、過去のバージョンのShadeで作成されたデータでもエクスポートが可能です。
Shade 13.2あるいは、Shade 3D for Unityがインストールされている必要があります。
■Shade 13シリーズユーザーに無償提供
今回ご紹介したすべての新機能を搭載したShade 13.2 は、Shade 13シリーズ製品のユーザー登録を行われているすべてのユーザーに対して、アップデータが無償で提供されます。アップデータは「マイページ」よりダウンロードいただくことができます。(Basic / Standard / Professional 版が対象、体験版はのぞく)
■FBXボーンキャラクター「BONKO」を無償配布
CGクリエイター「IKEDA」氏モデリングのShade13のボーン入りキャラクター「BONKO」を無償で公開します。ポーズや形状を編集することや、Unityに出力し使用することなどができます。
東京都出身。3DCGアーティスト。「Shade」を駆使し、繊細で美しい作品を生み出す。とくに人物キャラクターの造形には定評があり、生み出したキャラクターはいくつも商品化されている。「CORRUPTION GARDEN-3DPV」で巡音ルカ動画は、そのあまりに高いクオリティで視聴者を驚かせた。
■Shade13.2シリーズ動作環境
●Windows 版
OS:Windows XP/Vista/Windows7/Windows8(32ビット /64ビット)
※64ビット版は 64ビットOSにのみインストール可能
CPU[32ビット]:Intel Pentium4以降 ※SSE2搭載必須
[64ビット]:AMD Athlon 64 X2以降 ※SSE3搭載必須
メモリ:2GB以上(4GB以上を推奨)
HDD:5GB以上の空き領域
モニタ:1024×768ピクセル以上(1280×1024ピクセル以上を推奨) 24ビットカラー以上 必須
ビデオカード:NVIDIA GeForce 9, 100/200/300/400 シリーズ、(Quadro FX以上を推奨)
ATI Radeon HD 3000/4000/5000/6000/7000シリーズ以上(VRAM128MB以上必須 /256MB以上を推奨)
その他:DVD-ROMドライブ、インターネットに接続できる環境
●MacOS X 版
OS:Mac OS X 10.6/10.7/10.8
※Mac OS X 10.5 には対応しておりませんので、ご注意ください
CPU:[32ビット]:Intel Core以降
[64 ビット]:Intel Core 2 Duo以降
メモリ:2GB以上 (4GB以上を推奨)
HDD:5GB以上の空き領域
モニタ:1024×768ピクセル以上 (1280×1024ピクセル以上を推奨)24ビットカラー以上
ビデオカード:NVIDIA GeForceシリーズ以降、ATI RADEON HDシリーズ以降(VRAM128MB以上必須/256MB以上を推奨)
その他:DVD-ROMドライブ、インターネットに接続できる環境
※対応OSは、OSの開発元がサポートする期間内のみ動作を保証します。
※グラフィックドライバはチップセット製造元から提供されている最新バージョンをお使いください。
※NVIDIA 3D VISION, 3D VISION PROの立体視表示には、別途3D VISION または3D VISION PROと、Quadro が必要です。
(Windows 版)
※GLSLフォンシェーディングには、OpenGL 2.1以上に対応したビデオカードが必要です。ただし、対応スペックを満たしていても、GPUの性能により利用できない場合があります。
※以下の機能は、各メーカーの64bit対応ライブラリが提供されていないため、Shade 13 64bit版には搭載されていません。これらの機能を利用する場合は、32bit版のShade 13を利用する必要があります。
・Google SketchUpインポータ
※PoserFusionは、Poser 6/7/8/9 および、Poser Pro 2010/2012に対応しています。(Windows版 / Mac OS X版)
※動作環境はいずれも開発中のものであり、予告なく変更されることがあります。
■関連URL
Shade 13 公式サイト
http://www.shade13.jp/
イーフロンティア公式サイト
http://www.e-frontier.co.jp/
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