ニュース
SKYが熱唱! 「ファルコムプレミニLIVE in アキバ」レポート
これは,同社の看板タイトル,イースシリーズの最新作である「イース・オリジン」の発売を記念すると同時に,2007年3月24日に開催される「イース20周年記念 ファルコムLIVE 2007」のプレイベントとして行われたものだ。
このミニライブには「イース・オリジン限定特典版(アソビットオリジナル特典付き)」を同店舗で予約購入した人のうち,整理券を入手できた人のみが参加できた。4Gamerでは,当日の6:30PMと8:30PMの2回にわたって行われたステージのうち,前半のほうにお邪魔した。
イベント開始時間きっかりにステージに登場したのは,イースの(というよりファルコム作品の)ファンならおなじみの,しばざきあやこさん,小寺可南子さん,山脇宏子さんによるユニット「SKY」だ。
3人は同社の人気タイトル「英雄伝説VI 空の軌跡」をきっかけに知り合い,以来それぞれの頭文字をとったSKYとして,こういったイベントなどに出演している。
イベントはまず,山脇さんが歌う「銀の意志 金の翼」でスタート。この曲は空の軌跡(FC)から人気の高かった「銀の意志」に歌詞をつけた作品で,続く「英雄伝説 空の軌跡SC」では,オープニングテーマとして採用されている。
その後,3人の自己紹介やSKY命名の由来など,ちょっとしたトークが展開され,冒頭でも述べた「ファルコムLIVE 2007」の限定デザインチケットも紹介された。それは当日,イベント会場でしか購入できなかったチケットなのだが,山脇さんが「すでに買った人はいますかー?」と聞くと,会場には手を挙げる参加者の姿がちらほら。「今ここで買えば,何と70円引き!」「やすーっ」といった3人の掛け合いも披露され,会場は和やかなムードに包まれた。
続く2曲目はしばざきさんが担当。イース・オリジンで使用されている曲「Lumiére dans Dédale」を,フランス語でしっとりと歌い上げた。しばざきさんの解説によれば,この曲には「迷路にもきっと出口がある。だから前へ突き進んで」という意味が込められているそうである。
ゲーム内では,オープニングシーンで仏語のナレーションが入るのだが,3月のライブでは朗読コーナーが設けられる予定で,しばざきさんが「女神になったつもりで」フランス語の朗読を披露してくれるらしい。
3曲目は,小寺さんがファルコム作品と関わるきっかけとなった「I swear...」を,ラストの4曲目は,3人で「星の存り処」を熱唱してくれた。
最後に,一回目のステージ終了後,SKYの3人からコメントをもらうことができたので紹介しよう。
しばざきさん:
初の秋葉原ライブなのでドキドキしましたけれど,集まっていただいたお客さんの表情が温かくて,緊張も解けました。3月のライブイベントは完全生バンドなので,サントラCDでは聞けない,臨場感溢れる内容がお届けできるはずです。迫力あるファルコムワールドの音を聞いてほしいですね。
小寺さん:
またSKYの3人が集まって何かをできるというのは嬉しいです。夏に大阪で開催したイベントから,約半年ぶりに集まったわけですけれど,お客さんにも楽しんでいただけたようですし,とっても素敵な時間を過ごせました。3月のライブは,会場の規模も音もスケールアップします。懐かしいタイトルから最新タイトルまで,ファルコムさんの歴史を音楽で振り返るので,ぜひご来場ください。
山脇さん:
秋葉原で行うライブ,ということでかなり楽しみにしていました。ステージは低いし,お客さんとの距離も近くて,どんな感じになるのか不安でしたが……,いざイベントが始まってみれば,私の寒いギャグにも笑ってくれて,ほっとしました(笑)。しばざきさんと小寺さんが言いたいことを全部言ってくれたのですが,3月のライブは本当に贅沢な内容になります。ファルコムファン,イースファンなら必ず楽しめるので,期待していてください。
本当にあっという間に終了してしまったミニライブ。ファンとしてはちょっと物足りない感じだったかもしれないが,本番は3月24日だ。ファルコム作品およびSKYのファンは,「イース20周年記念 ファルコムLIVE 2007」を楽しみにしていてほしい。(ライター:麻生ちはや)
協力:レイヤーズシティ
- 関連タイトル:
イース・オリジン(Windows 8対応版)
- この記事のURL:
(C)2006 Nihon Falcom Corporation.