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【韓国ゲーム事情#725】ストリートサッカー「Kick Off」の詳細が明らかに
ストリートサッカー「Kick Off」の詳細が明らかに(2007/6/7)
Text by Kim Dong Wook特派員
CR-SPACE社が開発中のオンライン専用ストリートサッカーゲーム「Kick Off」の詳細が,徐々に明らかになってきた。今回は,Kick Offがどんなゲームなのかを,具体的に紹介していこう。
ゲームの基本的なルールは,3対3で楽しむタイプのストリートサッカーに近いものだが,さまざまなスキルを使用することで,多種多様なスーパープレイを再現できる。
スクリーンショットを見てもらえば分かるように,ゲームグラフィックスにはカートゥーンレンダリングが採用されている。プレイヤーキャラクターは,身長,体重,肌の色などをカスタマイズすることで,個性的なモデルを作成することが可能だ。
キャラクターの服装については,一般的なカジュアルタイプやミリタリー,ヒップホップなど,豊富なバリエーションが用意されているほか,ミニスカートなど,スポーツウェアとしては導入されにくい(?)衣装も存在する。
なお同作には,現時点で,約200種類ものコスチュームアイテムが実装されており,その中から最大20種類ほどを組み合わせ,キャラクターの個性を表現していけるのだ。
そのほか,Kick Offの特徴としては,「ミッションシステム」と「チーム怒りゲージ」が挙げられる。
ミッションシステムは,キャラクターを作成してチュートリアルモードを終了させれば,NPCを通じてすぐに楽しめる。得点,アシスト,勝利などに関連するミッションをクリアすれば,さまざまな報酬が得られるのだ。ミッションは,最大10種類まで同時に進行できるので,スポーツゲームにありがちな「退屈なゲーム展開」に陥ることは,あまりないといっていいだろう。
一方のチーム怒りゲージだが,これはチームが失点したときや,後述するトリックを成功させたときに上昇する特殊パラメータ。ゲージが100%まで達すると,ゴールの成功率が非常に高い,スペシャルシュートが撃てるようになるというシステムだ。
相手チームが得点を重ね,試合を一方的にリードする状況が生まれても,チーム怒りゲージのおかげで,逆転が狙いやすくなっているのである。
上で少し触れたトリックシステムは,攻撃選手が円滑な攻撃を行うために,相手チームのディフェンダーを,一定時間操作不能状態にする技だ。一種のスキルと言えるこのトリックは,現時点で20種類ほどが実装されている。
Kick Offは,2007年5月に第1次クローズドβテストが行われ,現在第2次クローズドβテストの準備が行われている。日本でのサービス展開については今のところ不明だが,韓国での運営元は,日本でもおなじみのNEXON社なので,可能性は決して低くないだろう。
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