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【PR】本当に信頼できるPCを探すアナタへ捧ぐ「G-GEAR安心理論」
最近でこそ,「基幹パーツには,自作PC市場で十分な実績のあるものを用い,それを公表する」というスタンスのゲーマー向けPCブランドは珍しくない。ショップブランドの中には,パーツを指定してフルカスタマイズ可能なものもあったりする。
そんななか,「G-GEAR」(ジーギア)というブランドの黎明期から――より正確にいえば,立ち上がる以前から,採用パーツの信頼性にこだわってきたツクモは,6コア12スレッドCPU「インテル® Core™ i7-980X プロセッサー エクストリーム・エディション」を搭載する最速構成のゲームマシンで,一歩先行く信頼性の確保を実現してきた。ただ速いだけでなく,長く使えるゲームPCを探しているアナタにとって,本稿は必読だ。
PCショップ「ツクモ」を運営するProject Whiteが,前身となる九十九電機時代から展開するゲーマー向けPCブランド,G-GEAR。今回取り上げる「G-GEAR GA9J-G22/S」(以下,GA9J-G22/S)は,そんなG-GEARにおける,2010年4月中旬時点のフラグシップモデルである。
青色LEDをイルミネーション用として搭載するGA9J-G22/S。青色LEDは,目にきついことが少なくないのだが,電源スイッチ周囲は光量が抑えられ,また吸気ファン部は奥まったところに配置され,それぞれ,イルミネーションとして“分をわきまえた”光り方になっている
インテルの世界最速プロセッサーにして,PC向けとしては世界初の6コア12スレッド処理対応CPU,インテル® Core™ i7-980X プロセッサー エクストリーム・エディションを搭載するのが,スペック面における大きな特徴となる本機。ゲーマー向けフラグシップモデルというと,派手なルックスやイルミネーションLEDが目を引くものが多いのだが,GA9J-G22/Sはその点で,びっくりするほどシンプルかつスマートだ。そして何より,小さいのが目を引く。
「ATXミドルタワー ゲーミングケース」と呼ばれる,G-GEARオリジナルミドルタワーPCケースのサイズは床部分が210(W)×460(D)mmで,高さは460(H)mm(※いずれも突起部除く)。そう,横幅や高さはミドルタワーPCとして一般的な大きさである一方,奥行きが非常に短いのだ。フラグシップモデルということで身構えていたのだが,いい意味で拍子抜けというか,少なくとも,設置に当たって困難を感じることはない大きさといえる。
ドライバーレスでサイドパネルを外すとアクセスできる筐体内部は,極めて機能的だ。
カード長266.7mmという,シングルGPU仕様では最長クラスのグラフィックスカードを搭載できるだけのスペースを確保。それでありながら,奥行きを極限まで狭めることによって,PCケース前面の120mm角ファンから吸入気した外気を,HDDの冷却にも使いながら,最短距離でGPUへ送ることができるようになっているのである。
サイドパネルを開けた状態で真横から見ると,写真右下から左上へ,エアフローがほぼ一直線となるデザインになっていることが分かる。PCケースの奥行きは,10.5インチ(266.7mm)長のグラフィックスカードに最適化された設計
さらに,CPUクーラーには,インテル® Core™ i7-980X プロセッサー エクストリーム・エディションの付属品で,冷却能力と静音性のバランスに優れるサイドフロー型,「DBX-B」を採用。前方から後方へ,よどみない空気の流れが確保されている。
また,エアフローを阻害する要因となる「吸気孔の目詰まり」に対しては,「極めて簡単にフロントパネルを脱着して掃除できるようにする」という一発回答を用意しているのも,地味ながら見逃せないポイントといえるだろう。
ここまで何度か繰り返してきたように,GA9J-G22/Sは,6コア12スレッド対応のCPU,インテル® Core™ i7-980X プロセッサー エクストリーム・エディションを搭載する。
32nm High-kメタルゲート技術を採用して製造されるCPUの動作クロックは3.33GHz。必要に応じて自動的かつスマートにパフォーマンスを引き上げる技術「インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー」により,最高クロックは3.60GHzに達する。
LGA1366パッケージを採用し,トリプルチャネルメモリコントローラを内蔵するのが,普及版であるLGA1156プラットフォームと比べたときの,大きなアドバンテージだ。
組み合わされるマザーボードは,「インテル® X58 Express」チップセットを搭載した「インテル® デスクトップ・ボード DX58SO」。インテル純正ということで,その信頼性はあらためて強調するまでもないだろう。
インテル® デスクトップ・ボード DX58SO。GA9J-G22/Sでは,チップセット用のパッシブヒートシンクに,標準で冷却ファンを取り付けてある。拡張スロット構成はPCI Express x16 ×2,PCI Express x4(※PCI Express x16カードの取り付け可能)×1,PCI Express x1 ×2,PCI×1
3枚搭載することで,容量6GBを実現するメモリモジュールは,PC自作派なら知らぬ者はないと述べても過言でない,サンマックス・テクノロジーズ製。マザーボード,メモリモジュールと並んで信頼性に直結するデバイスである電源ユニットは,台湾Topower Computer Industrial(以下,Topower)の「Silent Plus 630」(型番:TOP-630-P1)が採用されている。Project Whiteは,長らくTopowerの電源ユニットを採用し続けているが,これは「他社と異なり,安定した品質を提供し続けられる」という確証によるものだという。
なお,TOP-630-P1は,定格出力630W,瞬間最大出力730Wに対応するモデルだ。米国の独立系認証機関による「80 PLUS」の認証も受けており,電源効率の高さが謳われる。ハイエンドのグラフィックスカードを利用するうえで要注目の+12Vラインは,2系統の合計で最大492W対応と,必要十分だ。
グラフィックスカードは,「GeForce GTX 285」(以下,GTX 285)搭載モデル。スペックへのこだわりを謳うゲーマー向けPCでも,グラフィックスカードの“素性”は明らかでないことが往々にしてあるのだが,G-GEARでは「Leadtek Research,ZOTAC International,エルザジャパンやSapphire Technology製品を中心に採用する」(Project White)。事実,GA9J-G22/SはZOTAC International製品を搭載していた。
Silent Plus 630(左)と,ZOTAC International製のGTX 285搭載カード(中央)。容量1.5TBのHDDは,パフォーマンスと静音性のバランスに定評ある「WD Caviar Green」が採用されていた(右)。HDDは,スクリューレスで取り付けられる専用のカートリッジで,ドライブベイにマウントする仕様だ
ただし,信頼性の高いパーツを採用するというのは,「PCを長く使う」うえで,あくまでも必要条件。消耗品であるにもかかわらず,重要なユーザーデータの保存先であるHDDの“中身”を,どのように管理,保守するのかというのが,長期的には重要になってくる。オンラインゲーム全盛の時代にあっても,ローカル(≒ユーザーのPC)にデータを保存するケースは多くあるからだ。
eX.Backup。「オマケでございます」といった,安っぽいデザインとは一線を画しており,非常に使いやすい。最初にHDD(ドライブ)単位のバックアップか,パーティション単位のバックアップかを選択するが,BTO標準構成なら,HDD単位を選べばOK。なお,メインメニューの[環境設定]ボタンからは,HDDへのバックアップ設定も行える
そこでG-GEARには,標準で,バックアップツール「eX.Backup」(イーエックスバックアップ)が付属している。eX.Backupは,OSプリインストールモデルなら,もれなく標準でセットアップされており,デスクトップ上のショートカットからいつでも実行可能。起動したら,「HDD単位とパーティション単位のどちらか」「圧縮を行うか」などをウィザードから選んでいくだけで,簡単に光学メディアへデータのバックアップを行える。
試しに,初回起動時,およそ25GBほど使用している状態から圧縮設定バックアップを行ったところ,DVD-Rメディア2枚に,50分程度でバックアップが可能だった。圧縮設定を無効化すれば,使用メディアの枚数が増える代わりに,バックアップ時間を短縮できるが,ここはインテル® Core™ i7-980X プロセッサー エクストリーム・エディションのパワーを思う存分生かして,メディアの枚数を減らすほうが効率的だろう。
なお,バックアップメディアからの復元には,別途「起動ディスク」を作っておく必要があるが,これもeX.Backupから簡単に作成できる。起動ディスクは容量が小さいため,CD-Rメディアで十分だ。
G-GEARのフラグシップモデルたるGA9J-G22/SのBTO標準構成価格は24万9980円(税込)。「インテル® Core™ i7-860 プロセッサー」搭載モデル「G-GEAR GA7J-C22/S」(以下,GA7J-C22/S)が同10万4980円(税込)から購入できるのを考えると,さすがに値段はお高めだが,あえてフラグシップを選ぶ理由はどこにあるだろうか?
今回は,いまそのモデル名を挙げた,「GeForce GTS 250」(以下,GTS 250)搭載のGA7J-C22/Sと,その上位製品で,搭載するGPUをGA9J-G22/Sと同じGTX 285に変更した「G-GEAR GA7J-E22/S」(以下,GA7J-E22/S)と,比較してみよう。
なお,3製品の主なスペックは表のとおり。G-GEARは差額なしで32/64bit版Windows 7 Home Premiumのどちらかを選択できるが,今回,OSは64bit版で揃えている。
テストは,4Gamerのベンチマークレギュレーション9.0から,「3Mark06」(Build 1.2.0),「Crysis Warhead」「Left 4 Dead 2」「バイオハザード5」を実施。さらに,3Dベンチマークソフト「3DMark Vantage」(Build 1.0.2),PC総合ベンチマークソフト「PCMark Vantage」(Build 1.0.1)も実行し,総合的に3製品のパフォーマンスをチェックしてみたいと思う。
なお,レギュレーション9.0準拠のテストについては,搭載するGPUが同じ上位2モデルの差を分かりやすくするため,アンチエイリアシングやテクスチャフィルタリングを適用しない「標準設定」(※バイオハザード5は「低負荷設定」)で実行するので,この点はあらかじめお断りしておきたい。
……というわけで,まずはグラフ1で,定番中の定番にして,DirectX 9世代ゲームアプリケーションにおけるパフォーマンス指針となる3DMark06のテスト結果を見てみよう。
インテル® Core™ i7-860 プロセッサー+GeForce GTS 250という構成のGA7J-C22/Sを基準に見てみると,同製品をベースに,GPUをGTX 285へ変更したGA7J-C22/Sが8〜27%高いスコアを示し,さらに今回の主役,インテル® Core™ i7-980X プロセッサー エクストリーム・エディション搭載のGA9J-G22/Sは27〜38%高いスコアを示している。
同じGPUを搭載するGA9J-E22/Sに対して,GA9J-G22/Sが最大17%もの差をつけている点も注目しておきたい。
続いては,「Performance」「High」「Extreme」の3プリセットで実施した3DMark Vantageのスコアになる(グラフ2)。3DMark Vantageのように,3D描画負荷の非常に高いアプリケーションを前にすると,CPUよりも先にGPUボトルネックが生じるため,GA9J-G22/SとGA7J-E22/Sの差はほとんどなくなるが,一方,GA7J-C22に対しては,GA9J-G22/Sが78〜109%も高いスコアを示し,地力の差を見せつけている。
実際のゲームタイトルから,3DMark Vantageと同様,グラフィックス描画負荷が極めて高い「Crysis Warhead」のスコアをまとめたものがグラフ3だ。
ここでも,高解像度になるとGPUボトルネックが顕著となり,GA9J-G22/SとGA7J-E22/Sの差は縮まり気味だが,1024×768ドットでは4fpsというスコア差が生じていること,そして,両者がミドルクラスのGPUを搭載したGA7J-C22/Sを圧倒していることは押さえておきたい。
Left 4 Dead 2も,得られるスコアが大きくなっている点を除くと,Crysis Warheadと同じ傾向だ。GA7J-E22/SがGA7J-C22/Sに大差を付け,そこにGA7J-G22/Sがさらに余裕をもたらしていることが,グラフ4からは読み取れる。
ゲームベンチマークの最後は,マルチスレッド処理に最適化されたタイトルであるバイオハザード5だが,ここだと,比較的高解像度まで,GA7J-G22/Sの余裕が見てとれる(グラフ5)。
そして,オーラスのグラフ6は,PCをマルチタスクで実際に使うことを想定した総合ベンチマークソフト,PCMark Vantageのスコアをまとめたものになる。ここで注目したいのは,一番上に示した総合スコア「PCMark」で,GA7J-G22/SがGA7J-E22/Sを24%も引き離していることだ。
テキストの編集やメール検索といった,マルチスレッド処理の効果があまり見込めない,あるいはHDD性能に影響されるテストである「Productivity」や「HDD」こそ,GA7J-G22/SのスコアはGA7J-E22/Sと同程度だが,ひとたびマルチスレッド性能が威力を発揮するテスト――Webページのレンダリング性能や,画像やムービーなどの編集&トランスコード性能を見る「Memories」「TV and Movies」――では,6コア12スレッド処理が可能なCPUを搭載するメリットを,GA7J-G22/Sが遺憾なく発揮する。
また,データの圧縮&解凍や,暗号&復号化などのテストとなる「Communications」だと,最新のWestmereアーキテクチャを採用し,AES(Advanced Encryption Standard)暗号方式のアクセラレーションに対応したインテル® Core™ i7-980X プロセッサー エクストリーム・エディションが,他をまったく寄せ付けない,圧倒的なスコアを示す。ここも要注目だ。
端的に述べて,「十分な3D性能があって,信頼度の高いゲームPCを手に入れたい」というのであれば,12万9980円(税込)から購入できるGA7J-E22/Sのほうが,コストパフォーマンスという点でより優れている。これはもう,疑いようがないだろう。下位モデルでも,G-GEARクオリティのパーツ品質は保たれるうえ,eX.Backupも利用できるからである。
では,GA7J-G22/Sはどんな人に向くのか。Blu-ray Disc対応やHDD容量Upも含めた12万円という差額を投入すべきはどんな人なのかということだが,その答えはズバリ, 「将来に向けた,性能やスペック面での余裕を手に入れたい人」ということになる。
これはやむを得ないのだが,どんなGPUも,時間とともに陳腐化していく。いまこの時点で,DirectX 10世代のGPUであるGTX 285を搭載することは,市場にあるほとんどのゲームタイトルがDirectX 9ベースであるという事実を踏まえるに,何の問題もないが,しかし現実として,DirectX 11世代のゲームタイトルに,増える兆しが出てきているのも確か。いつかどこかのタイミングで,GPUはDirectX 11対応のものへ差し替える必要が出てくる。そしてそのとき,「GA7J-G22/SとGA7J-E22/Sのうち,CPUパフォーマンスにより不安がないのはどちらか」を考えれば,自ずと答えは出てくるはずだ。
いまこの瞬間のコストパフォーマンスではなく,将来,向こう何年かを見据えた“ゲームPC投資”を行うとき,パフォーマンスと信頼性のバランスに優れたGA7J-G22/Sは,まさに,選んで安心の選択肢なのである。
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