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SF小説「エンダーのゲーム」のゲーム化が決定
「エンダーのゲーム」は,ネビュラ賞やヒューゴー賞といった名だたるSF小説文学賞を受賞している作家,オースン・スコット・カードが1977年に発表したSF小説。
異星人の度重なる侵略を受けていた未来の地球では,彼らに対抗するための戦士を育成するバトルスクールを開設し,世界中から才能のある子供達を集めて英才教育を施している。本書は,そんなバトルスクールに入学した天才少年エンダーが,さまざまな体験を通じて成長していく姿を描いた名作SF小説で,邦訳は早川書房より「エンダーのゲーム」として発売中。
ゲームの開発にあたるのは,アメリカのユタ州にあるChair Entertainment。2005年に設立されたばかりという若い会社だが,2007年にXbox 360向けに発売された,自社開発ゲーム第一弾「Undertow」が数々のゲーム賞を受賞している。Undertowは,水中を舞台にしたSFアクションゲームだ。また以前,同じくオースン・スコット・カード原作の小説,「Empire」をゲーム化するとも発表して話題になっている。
ゲーム化される「Ender's Game」についての詳細は発表されていないが,未来の戦士を育成するバトルスクールをメインに据えたゲームとなるようで,ゲームの発売時期や価格なども現時点では未定だ。
- 関連タイトル:
Ender's Game
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