米，学校のカリキュラムに「Dance Dance Revolution」を導入？

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配信元	KONAMI	配信日	2010/06/24

＜以下，メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています＞

音楽ゲーム「DanceDanceRevolution」
米国で、フィットネス利用が拡大中
KONAMIの音楽ゲーム「DanceDanceRevolution」（以下、DDR）※１が、米国の肥満問題の解決策のひとつとして健康維持・増進に活用される取り組みが拡大しています。

米国疾病対策センターが発表した研究結果では、推奨される運動レベルに達している米国の子供は、34.7％※２に留まるとしており、社会問題化する子供たちの肥満について、その有効な対策が求められていました。

DDRを使った、米国での健康維持・増進の取組みは、2005年のKONAMIとウェストバージニア州での取り組みから始まりました。翌年には、KONAMIとウェストバージニア州は、州内すべての公立学校（765校）の体育や健康関連の授業にDDRを導入するパートナーシップ契約を締結しました。DDRをプレーする子供たちは、よく運動するようになるなどの改善が見られ、健康維持・増進の重要なステップとなっています。

KONAMIは、『DanceDanceRevolution ウェストバージニア州チャンピオンシップトーナメント』を開催しており、州内の生徒１万人以上が参加しています。６月17日（木）（米国時間）には、州知事公邸で同トーナメントの決勝戦が行われました。

ウェストバージニア州での大会の様子（予選）

ウェストバージニア州での大会の様子(決勝戦)

また、KONAMIは本年４月に、全米の体育教育に携わる教員、コーチ、研究者などで構成される、体育教育知識向上やカリキュラムの改善を推進するNational Association for Sport Physical Education（NASPE）と提携し、全米の優れた体育プログラムの中からNASPEが選出するNASPE STARSに選ばれた学校に、DDRを提供するなど、体育プログラムの質の向上を支援しています。

さらに、カリフォルニア州のアーノルド・シュワルツネッガー知事が推進する、『2010 California Governor’s Fitness Challenge』に2008年から協力しています。このイベントは、決められた期間内での子供たちの運動量を競うもので、州内127万人以上の生徒が登録しています。KONAMIは決勝進出を果たしたトップ100校に、DDRを贈呈するなど、さまざまな形で米国の子供たちの肥満問題への取り組みに貢献しています。

KONAMIは、今後もDDRの普及とともに健康維持・増進の取り組みに積極的に協力していきます。

※１ ＤＤＲは、1998年にアミューズメント施設向けに登場した音楽ゲーム。家庭用ゲームソフトも発売し、ＫＯＮＡＭＩを代表する音楽ゲームのひとつとして進化し続けています。音楽に合わせて、モニターに表示される矢印と同じ方向のボタンを、ステップしながらタイミング良く踏んで遊ぶというわかりやすいゲーム内容で、世界中の幅広い年齢層のお客様に親しまれています。また、体全体を使うというDDRの特徴的な遊び方に着目し、音楽ゲームとしての楽しさに加え、健康の保持・増進にも役立つと考え、プレー中の消費カロリーを計算する機能を搭載しています。

※２ アメリカ疾病対策センター発行 “Morbidity and Mortality Weekly Report” 2008年6月発行