このゲームの読者の評価
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まぁまぁ面白いよ。 70 - 投稿者:災厄狼(男性/40代)
- 投稿日:2011/01/18
- 良い点
- キャラを変えての周回プレイもあきなかった。バンバンしゃべりまくるし。戦闘も爽快感があった。PSPの画面でもとても見やすく、快適にプレイできた。思い出にも残るよ。
- 悪い点
- ミニゲームが面白くないかなぁ。PS3で発売してたらもう少しまともなものができたんじゃないの?
- 総評
- 良くできたゲームです。ディズニー&ファイナルファンタジーキャラ好きなら燃え上がる。(キャラは少ないが…)難易度は低いが、やりごたえはあると思います。
- プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 3 4 2 -
とても良かったです 85 - 投稿者:tatsu(男性/30代)
- 投稿日:2010/03/04
- 良い点
- ・戦闘システム
メニュー画面であらかじめ自分でセットしていた技を用いて繰り広げます。この技には経験値が入り、技のレベルを上げることでアビリティを入手したり、レベルを上げた技同士を合成(ゲーム内ではコマンドチャージ)することでさらに強力なものへとなっていきます。
これらのシステムから戦闘は飽きがこず、どんどん面白さが増していきます。
・3人のキャラからプレイ
初代KHの時代以前の話で、KH1へとつながるストーリを3人のキャラでプレイすることで内容が明らかになっていくというもの。分からなかった部分が少しずつ明らかになっていくというものは気持いいものです。
・ストーリー
最後の最後まで謎を残したまま進んで行きましたが、シークレットムービーまで見た後もやはり謎は残ったままでした。笑 しかしKH1への布石が後付けではあるけれどしっかりと組み込まれ、今までの作品の理解が深まりいくつかの謎も明らかになった感じでした。この作品のストーリーも感情移入しやすく非常に完成度は高かったと思います。 - 悪い点
- ・ロード時間
このロード時間はかなり気になります。マップ移動時間は3秒〜5秒、ムービー前は10秒〜、とせっかく熱くなった気持ちも冷ましてしまうほど。
・3人のキャラ
この点は長所でもあるのですが、短所にもなります。あくまで1つのストーリですのでところどころ重なる部分もあり、ステージも同じ(ステージ内でのストーリーは違います)ですので若干だれてしまいます。
・バランス
この作品は特にムービーの時間と数が多く、マップの狭さ、敵の種類の少なさ、などから3人目のキャラではいつの間にかムービーを見るために戦闘をする という以前のDS作に近い状態になりました。最初から最後までゲーム全体にプレーヤーをひきつけるものが足りなかった感じでした。まぁPSPですので仕方ないですが。
・ストーリー
非常に面白い内容でしたが、後から過去の時代の作品を作るとどうしても矛盾や後付け感を生んでしまいます。KH3でそこはフォローされると思いますが・・。また、最後まですっきりしない感じで終わってしまいました。
- 総評
- 全体的には非常に満足しています。携帯ゲーム機ですので以前のDSと同じくあまり期待はしていませんでしたが、予想をはるかに超えて完成度の高いものでした。
戦闘システムはこの作品が1番面白かったですし、レベル上げや宝箱コンプリートなどやりこみ要素も飽きの来ないものでした。
ストーリーは最後まで謎を残して終わってしまったのが残念です。KH3への布石かもしれませんがもう少し最後にすっきりさせてくれても良かったのではないかと。しかしKHシリーズの心の光と闇についてというテーマにそってかなり完成度の高いものになっていたので良しとしましょう。(某有名SF洋画の展開に近いものを感じたのは私だけではないはず。笑)
KHファンの方ならこの作品は買うことをぜひお勧めします。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 4 3 5 5 -
シリーズのファンなら。 80 - 投稿者:Horatiocaine(男性/40代)
- 投稿日:2010/03/03
- 良い点
- 1)グラフィック・・・アニメ寄りでディフォルメの強いデザインだが、同種の表現の中でも肌理の細かさ、フェイシャルモーションによる表現力の豊かさは群を抜く。
敵キャラの出現数もPSPアクションとしては破格。終盤やアリーナでは10体以上の敵相手に無双したりフルボッコにされたりできる。また豊富な戦闘エフェクトにより爽快感も高い。
2)システム・・・3人のキャラクターから選択してプレイする事になる。マップこそ共通だがシナリオはそれぞれ独立しており、3キャラをクリアする事で全貌が明らかになる。野村氏によればテラ→ヴェントゥス→アクアの順にプレイするのが分かり易いらしい。
基本的には従来のシリーズを周到したアクションRPG。戦闘というか、攻撃システムに特色がある。
■コマンドスタイル・・・攻撃を当て続けるとゲージが溜まり、使用した攻撃法方によってスタイルが変化する。例えばファイア等の炎属性の魔法を使うと、スタイル変化時に炎属性が付いたスタイルに変化する。炎属性が弱点である敵と戦う場面で有効ということだ。スタイルは攻撃を当て続けることでより上位のスタイルに変化し、最終的にフィニッシュコマンドという大技を発生させ終了する。序盤は種類も少なく効果も低いが、キャラクターの成長とともに強力になっていく。
■デッキコマンド・・・スキルや魔法などを任意でセットし、攻撃、回復等に使用する。使う種類によってコマンドスタイルに変化を与える。また通常攻撃よりゲージの溜まりも多い。詳しくは後述する。
■ディメンションリンク・・・他の登場キャラクターの力を借りて、一時的にデッキコマンドの内容が変わる。コマンドスタイルやフィニッシュコマンドも固有のセットに切り替わる。
■シュートロック・・・主観画面から敵を多重ロックオンし、強力な攻撃を行う。
3)デッキコマンド・・・キャラクターのカスタマイズに相当する要素(レベルアップによる成長とは別物)。コマンドをセットする事で様々なアビリティや魔法を使用できるようになる。(効率を優先しなければ)かなりの自由度でカスタマイズでき、好きなスタイルで戦う事が出来る。キャラ毎の個性も一部のモーションを除けばそれほど差異は無い。
コマンドには経験値が蓄積され、レベルアップする事で効果が上昇するなどの恩恵がある。通常のRPGにおけるスキル上げのようなものだと思えば良いだろう。
レベルが一定以上になったコマンド同士は合成(コマンドチャージ)で掛け合わせることでより強力なコマンド(例:ファイア×ファイア→ファイラ)になったり、合成するさいに特殊なアビリティ(HPアップやヘイスト等)を付加する事が出来る。アビリティはコマンド装備時に有効となるが、コマンドのレベルを最大まで育てる事で恒常的に効果を得る事が出来る(アビリティを習得したコマンドを売ったり合成素材に使用してもアビリティは消えない)。ちなみに売ると書いたが、レベルの高いコマンドは売値も高い。簡単な金策にもなるので、不要なコマンドはレベルを上げて売ってしまうと良いだろう。
なお攻撃に限らず、回復アイテムや通常アクションの設定もデッキで行う。防御系、移動系のコマンドはセットを忘れがちなので気を付けたい。
4)音楽・・・ディズニーの楽曲を使用しているのもあるだろうが、キングダムハーツだとすぐに分かる個性がある。とはいえオリジナル楽曲も特色があり耳に残る。
5)やり込み要素・・・コマンドボード、カート、リズムゲーム、アリーナにおける通信プレイなど非常に豊富。特にアリーナはメダル獲得のために相当にやり込む必要がある(成績が3キャラで別個になっているため)。
上記のデッキコマンドなどもコマンド合成、アビリティ取得などで延々遊び続ける事が出来る。またストーリー進行に直接関係の無いエリア等があり、だいたい有用なアイテムが隠されている。取得にはアクションの腕が問われ、ある意味でこれもやり込み要素だろう。
6)コンフィグ・・・豊富な設定が用意されている。面白いのはグラフィックを16or32bitに変更できたり、動作クロックを変更できたりする。データインストールの容量もそうだが、描画やロードに相当気を使っているのだろう。 - 悪い点
- 1)シナリオ・・・完全にシリーズのファン向けであり、初見で楽しめる可能性は低い。一作でもシリーズに未プレイ作品があると、登場人物関連などで困惑する事になる。「時代設定が1番古いのでここから始める」という方法もあるが、そういうプレイヤーを想定した演出方法ではないのも確かだ。
イベント量はかなり多く、1キャラあたり数時間程度はある。問題はイベントを除いたプレイ時間が、下手をするとイベント時間以下になりかねないほどバランスが悪いということだ。レベル上げやスキル上げ、コマンドボードやアリーナで延々と遊べるため気にならない方も多いかもしれないが・・・いざシナリオを進めるとあっという間に終わってしまい、どうにも物足りない気がしてしまう。3人分あるとはいえイベントの半分くらいは重複しており、スキップするのも躊躇われるので結局同じイベントを3回見るハメになる。
2)グラフィック・・・やはり容量の問題だろうか、いろいろと寂しい部分がある。街には通行人がおらず、舞踏会は無人、闘技場には観客がいない。またディズニーの規制?だろうか、イベント等でキャラ同士が争うさいハッキリと描写されず迫力が無い。もちろん流血などしない。
エリアによってはかなり画面が暗く、日中の屋外では全くプレイできないことも。
3)マップ・・・少々狭い。全体的な量は多く、十分広いと思うのだが、3キャラごとに行動範囲が決まっている(初回シナリオ進行時のみ)ので、どうにも狭く感じてしまう。まぁシナリオ進行後に、宝箱回収やレベル上げで戻ってみると「狭くて楽」だったりするのだが・・・。
4)ロード・・・気を使っているのはわかるのだが、正直長い。エリア切換などはキャッシュが利いていれば2、3秒だが問題はイベント。前述したように多量のイベントが用意されており、これについてはいちいちロードを挟まねばならない。
5)隠し要素・・・恒例なので別に隠してもいないわけだが、あいかわらず解除条件が面倒。特に本作においてはシークレット部分が非常に重要であり、ここを外すと作品の存在価値が失われるほど。もっと簡単でも良かったのではないか。選んだ難易度によって緩和されるとはいえ、「プラウドモードで3人クリア」はそれほど緩和でもない。私の場合は最初にうっかりノーマルモードでクリアしてしまい、条件を知ってからプラウドモードでやりなおす破目になった。こういう嫌がらせはこれで最後にして欲しいものだ。 - 総評
- ストーリーがどんどん拡散し、迷走を続けるキングダムハーツのシリーズ最新作。今回も例に漏れずなかなかのグダグダっぷりでした。とはいえディレクターの野村氏がKH3での決着を公言しているので、あと少しの我慢です。
では買って損したと思うほどつまらなかったのか、というとそんな事はありません。むしろシリーズでは1番楽しんだ作品になりました。それはやはり豊富なミニゲームにやり込み要素、中毒性のあるスキル上げといった要素が携帯機の特性にマッチしていたからでしょう。
今作ではほぼ全ての要素に経験値的な側面があり、一歩間違えれば作業ゲーになりかねません。ところがその作業はコマンドボードやアリーナ等から好きなものが選べ、なおかつどれを選んでもキャラ強化につながります。選択肢が多いわりに効率にそれほど差が無いので、作業感が薄いのです。またどれも1プレイは比較的短時間で終わるため、通勤中や寝る前のちょっとした時間に気軽に行えます(とはいえついつい夜更かししてしまうのですが)。
本作の優秀なところはメインストーリーやマップのボリュームの薄さを、コンテンツで補う方法論のバランスでしょう。100時間ほど熱中して遊んだつもりでしたが、実際の累計プレイ時間は僅か35時間でした。ここからも密度の濃さが窺えます。たんにロード時間がカウントされていないだけかも知れませんが(笑)。
一応シークレットも含めクリアしましたが、隠しボス(クリア後に即挑戦したところ瞬殺されました)を倒すためにまだまだプレイは続けるつもりです。
でもKH3はPS3でお願いしますね。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 2 4 5
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