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シリーズから30名を超えるキャラクターが集結,PSP「.hack//Link」仲間との協力が鍵を握る「ユニゾンバトル」を紹介
今回公開されたのは,本作の導入部分のストーリーと,シリーズの歴史を辿る「アカシャ年代碑」の要素,そしてバトルシステムの詳細だ。そのほかにもオープニングアニメやキャラクター紹介など,新情報が盛りだくさん。スクリーンショットも多数掲載しているので,発売を心待ちにしているプレイヤーは,漏らさずチェックしておこう。
ストーリー紹介
『The World』の中へ!?
中学2年生の九竜トキオは、謎の転校生、天城彩花の導きによって、オンラインゲーム『The World R:X』の中に入り込んでしまった!
ゲーム内の歪んだ『時間データ』を正すため、トキオは過去の『The World 』へ旅立つことに……。
OPアニメ
本作のオープニングアニメを手がけるのは、ハイクオリティな作画でしられる「STUDIO4℃」。そのアーティスティックな作品群は,いずれも高い評価を受けている。世界的な活躍を見せるクリエイター集団だけに,オープニングアニメにもかなり期待できそうだ。
オープニングアニメ制作スタッフ
監督/キャラクターデザイン/作画監督:西見 祥示郎(代表作:「鉄コン筋クリート」,「BATMAN GOTHAM KNIGHT」第1話,「少年メリケンサック」)
美術監督:菱山 徹(代表作:「マインド・ゲーム」)
CGI監督 :鷲田 知子(代表作:「マインド・ゲーム」,「Genius Party BEYOND」わんわ,「鈍獣」)
色彩設計・色指定:高橋 和歌子(代表作:「ジャンヌダルク」,「コオリユクオト(カイカイキキ)」,「ティアーズ・トゥ・ティアラ」)
アニメーションプロデューサー:山田 国寿(代表作:「アニクリ15」,「ストリートファイターIV〜新たなる絆〜」)
ラインプロデューサー:竹谷 和真(代表作:「BATMAN GOTHAM KNIGHT」第1話 第5話,「闘茶」)
STUDIO4℃とは
常に挑戦的な企画に取り組み、ハイクオリティかつエッジの利いた映像作品を創り出してきたアニメプロダクション。
社名の「4℃」は、水の密度が最も高い温度である摂氏4度からとられ、「常に高密度・高品質な作品を創出する」というクリエイティブ・ポリシーを表している。
主な代表作:「SPRIGGAN」,「アリーテ姫」,「マインド・ゲーム」,「鉄コン筋クリート」,「GENIUS PARTY」,「GENIUS PARTY BEYOND」など
登場キャラクター
ブラックローズ (CV:浅野真澄)
ゲーム『.hack//』に登場する重剣士。
積極的で勝気な行動派。熱しやすく,冷めやすい性格。
『The World』をプレイ中に意識不明となった弟を救うため,このゲームを始める。
のちにカイトと出会い,共にモルガナの野望を阻止した。
ミストラル (CV:榎本温子)
ゲーム『.hack//』に登場する呪紋使い。
レアアイテムを集めることが趣味。最初はカイトの行動をロール(なりきり演技)だと思っていたが,行動を共にするうちにカイトの話が現実のものであると知る。
そして,モルガナの野望阻止に貢献した。
オルカ (CV:増谷康紀)
ゲーム『.hack//』に登場する剣士。
蒼海のオルカと呼ばれる有名プレイヤー。
同作の主人公カイトのリアルでの親友で,彼を『The World』に誘うが,冒険中にデータドレインを受けて意識不明となる。
バルムンク (CV:檜山修之)
ゲーム『.hack//』に登場する剣士。
蒼天のバルムンクと呼ばれる有名プレイヤー。
『The World』に対しての強い思い入れから,チートや規約違反等の不正行為を激しく嫌悪している。
カイトを敵視していたが,後に和解し,協力を誓う。
10年にわたるシリーズの歴史がここに,「アカシャ年代碑」
「アカシャ年代碑」は,本作の舞台である架空のMMORPG「The World」内の時間軸を一覧できるインジケーターだ。丸いポイントはメインシナリオを,ひし形のポイントはサブシナリオをそれぞれ表している。本作ではこのポイントを選択することで,様々なエピソードを追体験できる。
時の大海を行き来するデータ潜航艦「グランホエール」
データ潜航艦グランホエールの内部には、EXショップ、メーラー、データベースなど、さまざまな施設・機能が備わっている。
トキオの冒険をバックアップする本拠地として、ガンガン活用しよう!
・メーラー
メーラーを起動すると、なんと縦画面に変化する!
縦に持ち替えることで、携帯電話のように片手でのメールチェックが可能だ。
イベント進行に関わるメールを読むと、アカシャ年代碑に新しいポイントが追加されるぞ。
・データベース
登場人物や事件、専門用語の解説も、ここでバッチリカバー!
冒険が進むにつれ、データベースに記載される情報も充実していくので、『.hack』シリーズに初めて触れる人も安心だぞ!
・管理台帳
グランホエール内の各施設には仲間を配置させることが出来るぞ!
仲間を配置しておくと、その施設が徐々にパワーアップ!各種機能がどんどん充実していくのだ!
例えば、EXショップでは施設がパワーアップすると、アイテムの売値が安くなったり、品揃えが追加されたりするぞ!
またここでは、冒険の中で仲間になったキャラクター達を確認することも可能だ!お気に入りのあのキャラの秘密が載っているかも!?
歴代作品紹介
『.hack//SIGN』
原因不明のトラブルによってログアウトできなくなった呪紋使い 『司』が、仲間と協力しながらログアウトの方法、さらには『The World』の謎に迫っていく。
司 ミミル 昴 銀漢
『.hack//』
カイト
友達『オルカ』が謎の意識不明になってしまった『カイト』は、謎の少女に『腕輪』の力を託される。
彼は意識不明者を元に戻すため、仲間と協力しながら『八相』と呼ばれる異形の敵と戦っていく。
『.hack//AI buster』
アルビレオ
デバッグチームの隊長『アルビレオ』は 、謎のNPC『リコリス』に導かれながら『The World』を 彷徨うことになる。
『.hack//Link』
ゲーム世界の『勇者』に憧れていた少年『九竜トキオ』。
彼は謎の転校生『天城彩花』の持っていた黒いディスクに導かれ、『The World』に生身のまま入り込んでしまう…。
九竜トキオ
天城彩花
フリューゲル(ノーマルフォーム) フリューゲル(バトルフォーム)
ポザオネ トロンメル
バトルシステム
本作のバトルシステムは,仲間との協力が決め手となる「ユニゾンバトル」を採用している。ユニゾンをくむ仲間,UPC(ユニゾンPC)とのコンビネーション次第では,「ユニゾンコンボ」や,「クロスレンゲキ」といったスペシャルな攻撃を決めることも可能となる。他のゲームでは見られないような,個性溢れる仲間とのやりとりに注目しよう。
「ユニゾンコンボ」
ユニゾンコンボとは,UPCと共に繰り出すことの出来る特殊技だ。プレイヤーが吹き飛ばした敵を,UPCが追い打ちすることで,ラリーのようにコンボをつなげることができる。
仲間との親密度がラリーの決め手?
ユニゾンコンボ中のタイミングゲージのヒットエリアは、仲間との親密度によって高得点になる範囲が大きくなるぞ! また一定の親密度以上になれば、より高得点となる範囲が出現!仲間と仲良くなれば、それだけバトルが有利になるのだ!
またクロスレンゲキの追加効果も、親密度によってその数が増加!
初めの頃は1つしかつかない効果も、仲良くなれば最大4つまで増加するのだ!
「クロスレンゲキ」
「クロスレンゲキ」は,UPCと共に放つ,強力なコンビネーション攻撃だ。レンゲキゲージが溜まっていれば,ユニゾンコンボから派生して発動することが出来る。派手な演出と共に敵に大ダメージを与えられるほか,状態異常を誘発したり,HP/SP回復や経験値UPといったメリットもあり,いいことづくめだ。
●「クロスレンゲキ」スクリーンショット集
クロスレンゲキは,UPCごとに固有のものが用意されている。今回はその一部をスクリーンショット共に紹介しよう。
仲間からのご褒美? リンクゲージの秘密
リンクゲージには、クロスレンゲキ追加効果のボタン入力時に入力成功幅を補正する役割もあるぞ!
つまり仲間と上手く冒険をしていると、クロスレンゲキを決めたときにより追加効果を付けやすくなるのだ!
キャラクター固有の特殊行動 「パーソナルアクト」
クロスレンゲキ以外にも,仲間には専用の「パーソナルアクト」も用意されている。その効果はどれも冒険の大きな手助けになるものばかり。ユニゾン相手を選ぶときは,これも考慮しておこう。
冒険中に起こる,仲間からの様々な提案「リンクジャッジ」
「リンクジャッジ」とは,冒険中に発生する仲間からの様々な提案のこと。提案は様々な状況下で発生し,その選択によってはリンクゲージがその場で増減したり,冒険中に新たな課題が発生するなど,その後の展開に大きな影響を及ぼす。リンクジャッジは,主にリンクゲージの量により発動確率が変動する。注意しておこう。
ミストラルのリンクジャッジ(2)
区画を移動したときに、時々発生!
アイテムを探しに別行動したいと提案してくるぞ!
OKすればユニゾンを一時離脱しアイテム探しに出かけてしまう!
一人になるのでバトルは厳しくなるが心配無用。区画を先に進むたびに戻った方が良いかを確認してくるぞ!
戻ってきたときには、離脱していた度合いによって、より珍しいアイテムを多く獲得してくるのだ。
リンクジャッジの課題は,必ずしも悪いことばかりではない。クリアすればアイテムが手に入ることもある
イベントボス
力こそパワー! 衝撃の怪力男
トロンメル (CV:三宅健太)
ハッカー集団『シックザール』のNo.7。通称『怪力男』。
マッチョで黄色い全身タイツな外見は,アメコミヒーローをイメージさせる。
微妙に間違った英語を多用する。
笑う道化の恐怖!
ポザオネ (CV:坂口候一)
ハッカー集団『シックザール』のNo.6。通称『道化』。
偵察・尾行といった隠密行動が専門。
怪しい中国人口調やピンクの全身タイツなど,全体的にふざけた雰囲気を漂わせている。
最大3名の「リンクプレイ」で高難度ダンジョンを攻略せよ!
本作のゲームモードの一つ「リンクプレイ」は,アドホックモードにより最大3名のプレイヤーが協力してプレイできる。リンクプレイでは,通常ではクリアできないような高難度ダンジョンも登場するので,ぜひ挑戦してみよう。
またリンクプレイなら,ゲーム中に手に入れた称号や武器などを,友達に自慢することもできる。外見に反映され,他のプレイヤーからも見ることが出来る「着せ替え要素」は,武器のほかにも「頭」や「背」などの各種アクセサリーも登場する。それぞれ獲得した着せ替えアイテムは,主人公のトキオだけでなく,UPCに渡して自由に付け替えも可能だ。
※画面は開発中のものです。
- 関連タイトル:
.hack//Link
- この記事のURL:
(C).hack Conglomerate (C)2010 NBGI
- .hack//Link(通常版:DVD「.hack//historical Disc」同梱)
- ビデオゲーム
- 発売日:2010/03/04
- 価格:¥5,723円(Amazon) / 2483円(Yahoo)