プレイレポート
新機能/新サービスが盛り沢山! 8月11日に行われるXbox LIVE アップデートのプレビューレポートを掲載
今回,本実装に先駆けてXbox LIVE アップデートを体験できる機会を得たので,本稿ではその概要を紹介しよう。なお,紹介した内容はプレビュー版となるため,本実装時に仕様が異なっている可能性がある点はあらかじめ了承してほしい。
詳細は未定ながらも期待は十分!
気になるアップデート内容を紹介
パッと見た感じ,デザイン面での大きな変化は見られないものの,今回のアップデートでは多岐にわたる新サービスや機能の追加が行われている。まずはその中でも,とくに注目の要素についてそれぞれ紹介して行こう。
ゲーム オン デマンド
購入済みのゲーム オン デマンド対応ゲームはXbox LIVE アカウントと結び付けられているため,何度でも再ダウンロードが可能。正式リリース時にはXbox.comのWeb マーケットプレースからも購入できるようになるほか,取扱説明書の閲覧,ダウンロードも行えるとのことだ。
また,購入にはマイクロソフトポイントだけでなくクレジットカードも使用できる。
Xbox LIVE インディーズ ゲーム
なお,本日(7月24日)より「XNA クリエーターズ クラブ オンライン」のサービスが先行して開始された。誰でもXNA Game Studioでゲームを作成し,国内外の地域に広く配信することが可能になるとのことだ。詳細はXNA クリエーターズ クラブ オンラインの公式サイトで確認してほしい。
おすすめ度
「おすすめ度」は,ゲーム マーケットプレース内のコンテンツを評価するシステムだ。お気に入りのゲームや追加コンテンツに自分でおすすめ度をつけたり,コンテンツをおすすめ度の高い順に並べ替えて検索したりできるようになった。
アバター マーケットプレース
また,ゲームの進行状況などに応じて衣装やグッズを獲得できる“アバター アワード”も実装。これは,ゲームプレイの特典として特別なアバターアイテムを獲得したいというユーザーからの意見を反映したものだとのこと。対応タイトルは未定だが,とくに楽しみな要素の一つだろう。
大きな要素に関してはこんなところだが,細かい部分でもさまざまなアップデートが行われる。
ダッシュボードに「ダウンロード リスト」「ご利用コードの入力」「ゲーマータグの復元」といったメニューが追加されたり,プロフィールに獲得した実績の数やゲーマースコアなどをまとめて表示するパネルが追加されたりと,ユーザーインタフェースはより使いやすく拡張された。
そのほかにもフレンドの並び替えが可能になったり,何らかの理由でパーティーから落ちてしまった場合に自動復帰できる機能も追加されている。
アカウント管理機能も強化され,メンバーシップの期限が近づくとサインイン時に通知されるようになったほか,ゲーマーカードでゴールドメンバーの継続年数が確認可能に。さらにゲーマータグ復元のスピードや信頼性も向上している。
また,自動的にオーディオ/ビデオ設定を取得してくれる“テレビ自動検出機能”や,プロフィールごとに100語まで好きな単語を辞書登録できる“ユーザー単語登録”など,地味だが便利な機能も色々と追加された。
現時点で紹介できる主だった要素は以上だ。まだ明らかにされていないゲーム オン デマンドの配信ラインナップや,アバター アワード対応タイトルなどは非常に気になるところだろうが,それは筆者も同様である。正式アップデートに大いに期待しつつ,続報を待ちたい。
なお,「こちら」の記事で紹介したように,本アップデートの一般向けプレビューも実施予定だ。締め切りは明記されてないのだが,筆者が試したところまだ応募は可能だった(※参加者に選ばれた人には2009年7月31日までに電子メールで連絡が行くとのこと)。いち早く体験したいという人は,注意事項をよく読んでから応募してみてはいかがだろうか。
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