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米KONAMI,イラク戦争をモチーフとしたTPS「Six Days in Fallujah」の発売を取りやめに
4月27日の朝日新聞では,「戦闘の事実を伝え,現場にいるのがどういうことかを感じてほしいという意図だった」という,Konami Digital Entertainmentのコメントと共に,このニュースを掲載している。
「Six Days in Fallujah」は,いまも混迷が続いているイラクで,2004年に起きたアメリカ軍とイラク武装勢力による衝突を,ペンドルトン海兵隊基地第1海兵連隊第3大隊の視点から描こうとした三人称視点のシューティングゲームだ。
以前もお伝えしたとおり,ゲームの発売を発表した直後から,家族や友人をこの戦闘で失った遺族の間から,本作に対する批難の声が上がっていた。本作を擁護する声も無いではなかったが,やはり戦闘から僅か数年というタイミングでのゲーム化に疑問を抱く人は多かった模様。
なお現時点で,KONAMIの公式サイトではこの件についての発表は行われていない。開発はアメリカのゲームデベロッパAtomic Gamesが行っていたが,こちらも発表はなく,開発そのものの継続も不明となっている。なお,本作はあくまで米KONAMIが進めていたタイトルで,現時点で日本のコナミが直接関連する話ではないと思われる。新聞,Webサイト上での表記はカタカナ文字となっており,誤解を招きやすいが注意してほしい。
- 関連タイトル:
Six Days in Fallujah
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