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イラク戦争遺族が,KONAMIの新作シューター「Six Days in Fallujah」を非難
イギリスの新聞The Daily Mailのオンライン版,Mail Onlineの記事によれば,「イラクでの戦闘で亡くなった大勢の人達の事を考えると,それを華々しい活躍としてゲーム化するのは残念」という,イラク戦争で息子を亡くした父親の談話や,「まだ継続している戦争をゲームとするのは時期尚早」という,元イギリス海兵隊指揮官の談話などを伝えている。
Six Days in Fallujahは,2004年11月7日〜12月23日にかけての,イラクの都市ファルージャで行われた戦闘をベースにした三人称視点タクティカルシューティングゲームだ。
ゲームの詳細は発表されていないが,アメリカ海兵隊が当時のビデオを提供するなど開発のサポートをしていることから,実際の戦闘に基づいた,リアリティを重視したタイトルとなるはずの本作。リアルさの追求はゲーマーとして歓迎すべきことだが,比較的近年の戦争を扱うだけに,今回の批判にこの「リアルさ」,生々しさが上乗せされて問題視される可能性も考えられなくはない。今後が気になるニュースといえるだろう。
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Six Days in Fallujah
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