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印刷2013/03/06 13:08

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「Thief」の公式サイトがオープン。義賊ギャレットが,10年ぶりに帰ってくる

 Eidosのモントリオールスタジオが「Thief」の制作を明らかにした。公式サイトがオープンしているが,現在のところコンテンツはほとんどなく,詳しい情報は,北米のゲーム誌,Game Informer4月号で独占発表されることが告知されている。そのGame Informerが掲載した記事によると,対応機種はPCPlayStation 4で,発売は2014年が予定されているとのこと。

画像集#001のサムネイル/「Thief」の公式サイトがオープン。義賊ギャレットが,10年ぶりに帰ってくる

「Thief」公式サイト


 Thiefシリーズは,「System Shock」(1994年)など,多数の名作ゲームで知られるLooking Glass Studiosが1998年にリリースした「Thief: The Dark Project」が第1作となる。2000年の「Thief II: The Metal Age」に続き,デベロッパをION Storm Austinに変えて2004年にリリースされた「Thief: Deadly Shadows」に至るまで,コアなPCゲーマーを中心にカルト的ヒットを記録したシリーズだ。
 2009年5月11日にEidosは最新作「Thief 4」の制作を発表したものの(関連記事),その後,情報はまったく出てこず,半ば忘れられていた。今回の新作との関連は明らかではないが,公式サイトのURLが同一であることから,Thief 4を改題した作品であることは間違いなさそうだ。

画像集#003のサムネイル/「Thief」の公式サイトがオープン。義賊ギャレットが,10年ぶりに帰ってくる

 Thiefの舞台となるのは「シティ」という中世風の都市で,「バロン」という暴君によって支配されているという。主人公となるのは,シリーズを通じて主役を務める義賊のギャレットだが,これ以上のことはあまり分からない。Eidosの「TOMB RAIDER」と同様,ナンバーやサブタイトルは付けられておらず,おそらくシリーズの再出発作品として,ストーリーや設定が大きく変更されることになるだろう。
 Game Informerは,「Thief Coverage Trailer」という開発者ビデオダイアリーも公開しており,インゲームのシーンは含まれていないものの,ギャレットの弓がさまざまなアップグレードが可能になっていることが語られているほか,モーションキャプチャー専用のスタジオでの収録風景が収録されている。
 10年ぶりとなる新作だけに,どのようなタイトルになったのか興味深い。詳細が明らかになり次第,お伝えしよう。
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