［JAEPO2019］タイトーが「ミッフィー」のプライズを発表。本家オランダも認めた完成度のぬいぐるみやグッズが，4月よりゲームセンターに登場

　タイトーは，幕張メッセで開催中のイベント「JAEPO 2019」の同社ブースで，「ミッフィー」のプライズ商品化の発表会を行った。

ミッフィーとともに登場した中村静香さん

「タイトープライズ」公式サイト

　ミッフィーは小さなうさぎの女の子で，オランダの絵本作家でグラフィックデザイナーでもあるディック・ブルーナ氏が描いた絵本の主人公だ。1955年に出版され，日本では1964年に福音館書店から「ちいさなうさこちゃん」のタイトルで出版され，以来，累計で5000万部以上のセールスが記録されている。ぬいぐるみなど，関連グッズも数多く発売されているが，プライズとして商品化されるのは今回が初めてのこと。

　ステージには主役であるミッフィーと，タイトーブースの1日アンバサダーを務める女優の中村静香さんが登場した。中村さんも子供の頃に絵本でミッフィーと出会い，食事が終わるとミッフィーが顔を見せるという食器が思い出に残っているそうだ。

中村さんが持っているのは，5月登場予定の「ミッフィー SLサイズぬいぐるみ おたんじょうび」

　続いて，「ミッフィー」のライセンスを管理するディック・ブルーナ・ジャパン社長の鐡田昭吾氏と，タイトー社長の山田 哲氏が登壇した。今回のプライズの許諾について鐡田氏は，最近の多くのアミューズメント施設の雰囲気が変わり，小さな子供も家族と一緒に楽しめる場所になったことを挙げた。そうした変化はオランダの版元も理解しており，許諾の大きなポイントになったという。
　山田氏は，タイトーのアミューズメント施設のプライズコーナーでは，店員が客に対して積極的に声がけを行うことで，双方向で楽しめるような雰囲気作りを心がけていると述べた。

ディック・ブルーナ・ジャパン社長の鐡田昭吾氏（左）と，タイトー社長の山田 哲氏（右）

　山田氏は続けて，ゲームセンターに多くのプライズ機器が並ぶ中，客が瞬時に「取ってみたい」と思えるような品質の高い商品の開発を常に目指しているとし，それに対して鐡田氏は，ミッフィー関連商品が従来とはひと味違ったオリジナル商品にするという約束に大きな期待を寄せていることを明らかにした。ミッフィーのプライズ展開は，2019年4月の開始が予定されている。

JAEPO会場のプライズフェアのコーナーには，ミッフィープライズと一緒に写真が撮れるフォトスポットが設置されている

「ミッフィー 特大サイズ MORE ぬいぐるみ vol.1」。4月第1週登場予定

「ミッフィー SLサイズぬいぐるみ おたんじょうび」。5月第2週登場予定

「ミッフィー タオルケット」。6月第3週登場予定

「ジャパン アミューズメント エキスポ2019」公式サイト

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