レッド・エンタテインメント，中国UltiZen Gamesの子会社に

　中国のゲーム会社 UltiZen Gamesとレッド・エンタテインメントは昨日（2011年3月31日），両社が資本・業務提携を行ったことを発表した。

　UltiZen Gamesは，2011年3月30日にレッド・エンタテインメントの普通株式および優先株式を取得。これにより議決権比率が100％に達し，レッド・エンタテインメントは，UltiZen Gamesの子会社となった。

　UltiZen Gamesは2005年創業の，上海に本拠を置くゲーム会社。モバイルコンテンツの開発などを手がけるほか，中国国内では「ブラウザ封神演義」を運営。自社の持つポータルサイト「365UB」は，513万人の会員を抱えているという。

　レッド・エンタテインメントは，ゲームやアニメを含むキャラクターコンテンツの企画制作会社。最近ではブラウザゲーム「天外魔境 JIPANG7」やPS2用ソフト「スカーレッドライダーゼクス」などを制作しているほか，顧問にクリエイターの広井王子氏がおり，「サクラ大戦」関連のコンテンツも手がけている。

　この提携により，今後は両社は，UltiZen Gamesの開発力とレッド・エンタテインメントのクリエイティビティーを活用したウェブゲームやスマートフォン向けソーシャルアプリの共同開発，および中国を中心とした世界へ向けてのコンテンツ配信などを行っていくとのことだ。

レッド・エンタテインメント 資本・業務提携のお知らせ