ニュース
[TGS 2010]で,ゲームの出来はどうなのよ!? 女の子を視線でメロメロにしていく3D眼シューティング「ぎゃる☆がん」をTGS会場でプレイしてみた
「ぎゃる☆がん」公式サイト
■“モテ期”は一日限定。脇目を振らずに意中の女の子を目指すのだ!
本作の主人公は,見習い天使「ぱたこ」の放った矢を浴び,“1日限定のモテモテ男”になったテンゾウ。浴びた矢の効力(1日)が切れると次の日からは永遠に彼女が出来ない生活が続いてしまうため,急いで意中の女の子に告白するというのが本作の目的である。
その“意中の女の子”だが,どうやらゲーム開始時に告白する女の子を決める仕組みのようで,デモバージョンでは野々宮かなめに固定されていた。ちなみに,田村ゆかりさんがCVを担当する天使のぱたこは,人を特殊体質にしておきながらあまり責任を感じてない様子。典型的なトラブルメーカーのようだ。
■オーソドックスなガンシューティングだが……?
ゲームが始まると,プレイヤーキャラクターはレール移動で学校の廊下をズンズンと進んでいく。そして女の子が現れたらカーソルを合わせて,Aボタンで攻撃(連射はないので,連打する必要がある)。エイミングはある程度補正がかかっているので,アナログスティックでも狙いにくいことはない。
なお女の子の前に表示される「ドキッ」の文字に攻撃をあてると,「エクスタシーショット」(通常のシューティングのヘッドショットに相当)となり,少ない攻撃で相手をメロメロにすることができる。
また女の子たちも,直接手紙を渡してきたり,告白の台詞を繰り出してきたり(?)とこちらに揺さぶりをかけてくる。「台詞には一つだけ色違いの文字があって,それを撃てば全部消えますよ」とブーススタッフが教えてくれたものの,字が小さかったりほかの大きな字に隠れたりするので,狙うにはコツがいるかもしれない。
■女の子ひとりに集中する「ドキドキモード」とは?
ゲーム中に画面が切り替わって,一人の女の子を集中的に見る(≒攻撃する)ことができる「ドキドキモード」は,画面中央にあるハートマークのゲージが溜まるとYボタンでいつでも発動可能になる。
このモードになると,プレイヤーは女の子の「ドキッ」という表示を狙って攻撃することで前述とは別のゲージをためていく。必要なゲージを溜めれば,その子のプロフィールが手に入るという仕組みだ。
ちなみに,このドキドキモードでプロフィールを集められる女の子は60人。女の子の中には,階段下の物置の後ろや物陰などに姿を隠している子もいる。やり込み要素として,そんな彼女達を探しあてるのも,また面白い。
■ボス戦では女の子を“避けて”攻撃すべし!
ここでかなめにショットを当ててしまうと「そこはだめぇぇ」とか「きゃあああああ」といった悲鳴が文字となってこちらに飛んでくる。道中の女の子たちの黄色い声と同じで,こちらもフェロモンショットで撃ち落として回避する仕組みだったが,ボス戦に限っては女の子を避けて攻撃するのがポイントとなるようだ。
遊んでみた感触としては,なかなか小気味良いテンポでゲームが進行するうえ,ネタのバカバカしさや豪華な声優陣など,さまざまな要素をひっくるめて十分に楽しめる作品であると感じた次第だ。
「ぎゃる☆がん」公式サイト
- 関連タイトル:
ぎゃる☆がん
- この記事のURL:
(c)INTI CREATES CO., LTD./Alchemist