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「NEWラブプラス」はデートシステムも大幅進化。“カノジョ”の異なる一面がドラマ形式で見られる「青春の1ページ」モードも見逃せない
新・恋人パート
NEWラブプラスは,“カノジョ”候補の女の子と出会って関係を深めていく友達パートから始まり,より親密な関係を築くための恋人パートに移行するという流れで進行していく。この流れそのものは,従来作と変わりない。
しかし,7月14日に紹介した友達パート,そして今回紹介する恋人パート共に,その構成要素には多数の新たなフィーチャーが見られるのだ。
- 新スキンシップシステム「いつでもスキンシップ」
その最たるものが,名前どおりいつでも“カノジョ”に何かしらのアクションを起こせる「いつでもスキンシップ」の導入である。このシステムによって,“カノジョ”とのおしゃべり中に話を遮って強引に引き寄せたり,話を聞きながら頭をなでてみたり,イタズラ気分でくすぐってみたりできるようになるという。
これらの行動は,タッチペンでタッチすると“つつく”,タッチペンで肩をタッチしてそのまま手前にスライドすると“引き寄せる”,タッチペンで頭のあたりをクルクルとスライドっせると“なでる”,といったようにどれも直感的な操作となっており,“カノジョ”をより身近に感じられるよう工夫がなされている。
もちろん,“カノジョ”にも気分や機嫌みたいなものはあるため,あまり強引なことばかりしていると傷つけてしまうし,話を聞かずにイタズラばかりしていたら怒られてしまう。ただ,そういうことも含めたカップルの“イチャイチャ感”を,NEWラブプラスでは演出しているとのこと。
- 新デートシステム
“カノジョ”との触れ合い方もさることながら,デートそのものの仕様にもアレンジが加えられる。
まず,従来作ではデートに行くとすべて消費してしまった「彼氏力」を,プレイヤーの任意によってどう使うか選択可能になる。たとえば,記念日デートなどの大切な予定の直前に,どうしても“カノジョ”に会いたくなってデートに誘ったけど,彼氏力は記念日まで温存しておきたいといった場合,デートコースを調整することである程度消費を抑えることができるのだ。
次に,デートコースを選ぶ際にどんなデートにするかを選べるようになる。「ファッションチェックをしたい」「2か所回りたい」「寄り道したい」といった具合にオプションを加えることで,言うなればデート全体をコーディネートし,より総合的に“カノジョ”をエスコートできるようになるのだろう。
さらに,学校帰りに放課後デートができるようになる。この場合,下校時間の関係で遠出はできないので,十羽野市の中心街といった近場での軽めなデートになってしまうというのだが,個人的にはむしろその方が親近感が沸く気もする。
以上の新要素を総合的に見ると,従来作と比べて恋人パートの自由度はかなり上がっていると考えられる。ガッツリと遊びたい人はそれこそずっと遊んでいられるし,逆に多忙な人なら,会いたいとき(会えるとき)に少しだけでも“カノジョ”と一緒にいたいと思う。そういったさまざまなニーズを満たすに足るシステムになりそうだ。
- そのほかの変更点
また,スキップモードでデート予約中にリアルタイムモードに切り替えても,デートはキャンセルされるがペナルティが発生しなくなる。従来作よりも,気軽に両モードを切り替え可能になるようだ。
青春の1ページモード
ここからはNEWラブプラスで追加される新モード「青春の1ページ」モードの情報だ。これまでのラブプラスでは,友達パート以外では“カノジョ”に関する情報が一切なかった。その友達パートでも,例えば愛花は同級生のテニス部員で豪邸に住んでいる……といった大枠しか明らかにされていない。凛子だけは家庭の事情が垣間見えるショートストーリーがあったが,寧々に至ってはもはや謎の先輩(美人)といってもあながち間違えていない気さえする。
青春の1ページモードは,そんな謎に満ちた“カノジョ”達の内面,ひいてはラブプラスの世界観を掘り下げるドラマが楽しめるモードだ。
テニス部の後輩のために奔走する愛花,ひょんなことから地味な図書委員を集めてバンドを組むことになった凛子,そして寧々がデキシーズでバイトをしている理由,これまで見られなかった三者三様のラブプラスが,このモードには詰まっていそうだ。
ちなみに青春の1ページモードは,ゲーム内で対象キャラクターと恋人になりさえすれば,時間が経つごとに徐々に物語が開放されていくようになっている。週1,2回ほどの頻度で連続ドラマのように楽しめるモードなのだという。
今回は最後に,青春の1ページモードで見られる3人の物語の概要と,それに関係するキャラクターの情報を掲載しよう。初登場のキャラクターが多数いるが,4Gamer的な一押しキャラと言えばやっぱり,イベントで命名されて気づいたら公式キャラにまで上り詰めていた小毬真友子ということになるだろうか?
■ストーリー概要
マナカ)
テニス部に新コーチ登場!!
相変わらずマイペースな十羽野高校テニス部、あまりのだらしなさに校長が新コーチを呼び寄せる。スパルタ特訓に崩壊寸前のテニス部、しかも地区優勝の戸鳴野高校に勝てなければ廃部に?
そんなテニス部でマナカを慕う後輩、小牧。
初心者ながら必死にテニスに打ち込むその姿を見て、マナカはなにを思うのか。
リンコ)
図書委員でバンド結成!?
図書委員VSギャル軍団、陰気な一年生佐々木と、弱気な二年生長倉はギャル軍団に押されっぱなし。「図書委員は暗い」とバカにするギャル軍団を見返す為に、リンコが立ち上がる! 同じ図書委員二人を引っ張るのはもちろんリンコ、今度の武器はキックじゃなくてギター? 校内ライブイベントでパンク魂を見せつけろ!
親友の原ちゃんと図書委員の間で揺れるリンコの気持ちは?
ネネ)
デキシーズ閉店の危機!?
デキシーズにライバル登場、やり手の女マネージャーが率いるのは大型チェーン店アイーシャダイニング。閉店の危機に揺れるデキシーズ、さらにはネネが別支店に異動……?
試される二人の絆……そしてついに明らかになるネネの家族、将来の夢……。
デキシーズを救えるのはやっぱりネネしかいない!
■ポイント
マナカの注目ポイント)
主人公と出会って、テニス部にも溶け込んだマナカが、自分と同じように、周囲と馴染めない後輩の為に奔走する姿は新鮮かもしれません。
その中でマナカが、すっかり忘れていた感情を思い出したり、マナカの色んな思いや周囲との関わり等も見ることができます。
新キャラも小牧はモデルがないのが勿体無いくらい魅力的なキャラクターです。マナカに憧れ、フレッシュだけれどひたむきで秘めたパワーを持つ小牧。そんな小牧を鍵として、十羽野高校テニス部の話が展開していきます。
リンコの注目ポイント)
リンコが小さくも大きな一歩を踏み出すストーリーです。
リンコは、人と正面から向き合ってこなかったツケで、佐々木、長倉とは何度も大小の衝突をくり返してしまいます。
しかし、その中でリンコ自身も成長し、人と向き合って行くことの難しさ、うれしさ、楽しさに気づいていき、自分自身が主人公との出会ってから、成長していることも再度自覚をする事になります。
ネネの注目ポイント)
やはり一番は、ネネの家族の情報や、将来の夢が語られるところでしょう。
ネネの母、菜々子はシリーズ初登場となります。
ネネが何故バイトをしているのか?ネネがカレシに隠していた事とは?ネネの知られざる一面を知ることができます。そして、「さすがネネさんのお母さん!」と言いたくなるような菜々子の魅力もポイントです!
■マナカドラマ登場キャラクター
・主要キャラクター
小牧実奈(こまき みな)
CV:伊藤かな恵
十羽野高校一年。テニス部所属。主人公とマナカの後輩でテニス初心者。
このストーリーの最重要人物。
自分のことを「小牧」と苗字で言う。
クラスでは、入学からしばらく経った今でも、あまり馴染めていない。
マナカに強く憧れている。
他の一年よりも遅い入部であることと、テニス経験が無いことから、向上心があるが、技術や体力は全く周囲に追いついていない。そんな中、新コーチのスパルタ指導が始まり、ついていけなくなってしまうが…。
大岩正美(おおいわ まさみ)
CV:増谷康紀
十羽野高校テニス部の臨時コーチ。
元々全日本に出場したこともあるトップ選手だった。
現在は、世界を股にかけてテニスのコーチ業に励んでいる。
己が一流選手になったプロセスに絶対の自信を持っている。
強靭な肉体と強靭な精神は揺るぐことが無い。
十羽野高校校長と懇意にしており、その関係で弱小校である十羽野高校テニス部の立て直しに来る。躊躇なく十羽野高校テニス部に対してスパルタ指導を強制する。
サングラスの下の目はパチッと二重。
蝶野ゆかり(ちょうの ゆかり)
CV:浅野真澄
テニスのライバル、戸鳴野高校の女子エース。
美貌と実力を兼ね揃えている。
全国区の選手で、地区では圧倒的な強さを誇っている為か、ライバルを欲している。ストイックな性格。
大岩コーチには以前に指導をうけた事から、今でも尊敬している。エリート思考が強く、プライドが高いが、高潔。
・サブキャラクター
黒木 修(くろき おさむ)
CV:赤羽根健治
テニスのライバル。戸鳴野高校の男子エース 成戸叉則(なると またのり)
CV:宮坂俊蔵
主人公の友人。調子が良い、女好き。テニスの実力も、学力も、見た目も、全て標準的。THE標準
手塚義公(てづか よしたか)
CV:鈴木 賢
十羽野高校テニス部部長。格下の相手にはめっぽう強く、格上相手には全く実力を発揮できない 三好英子(みよし えいこ)
CV:池辺久美子
マナカの友人。同じテニス部に所属している。中肉中背、とりたてて可愛いわけでもなく、勉強ができるわけでもなく、でも性格は良い、THE普通
■リンコドラマ登場キャラクター
・主要キャラクター
佐々木万里(ささき まり)
CV:沢城みゆき
十羽野高校1年生。図書委員。
リンコが提案した「図書委員バンド」のメンバー。ベース担当。
陰気。音楽(ニューミュージック、特にささだまさしげ)が好き。
口癖は「忌々しい」。
長倉侑子(ながくら ゆうこ)
CV:白石涼子
十羽野高校2年生。図書委員。
リンコが提案した「図書委員バンド」のメンバー。担当はドラムス。
内気で弱気。結果的に先輩なのに腰が低くなってしまっている。
でも、意外に確信を突く指摘を時折ボソッと言う。
背が高いことがコンプレックスでいつもちょっと猫背気味。
口癖は「ごめんなさい」。
原ちゃん(はらちゃん)
CV:野中 藍
十羽野高校1年生。帰宅部。
リンコの数少ない友人。
音楽やオシャレが好きないまどき女子高生。何故リンコと仲がいいのかは謎。
リンコと原ちゃんは、二人で居るときは基本的に趣味の話で盛り上がっているらしく、意外にそのときはお互いにノリが良い。
ギャル仲間とも仲良いが、自分はギャルではない。(ちなみにリンコは原ちゃんのギャル友達をあまり良く思っていない。)
単に周りに流されやすいタイプ。
■ネネドラマ登場キャラクター
・主要キャラクター
姉ヶ崎菜々子(あねがさき ななこ)
CV:久川 綾
ネネの母。
働き者で、スーパーの惣菜売り場に勤務。
お茶目で可愛い中年女性の代表のような性格と外見をしている。
化粧っ毛は無く、とりたてて派手なオシャレもしない。
スタイルは抜群。夫とは恋愛結婚。
ネネの自主性を重んじてはいるが、諸般の事情からネネをずっと心配していた。
しかしネネが主人公との出会いから、イキイキと日々を過ごしているのを見て、主人公に感謝と、強い興味を持っていた。
槍沢とは全く違うタイプの、THE働く女。
槍沢薫(やりさわ かおる)
CV:小松由佳
ファミリーレストラン「デキシーズ」のライバル店「アイーシャダイニング」のマネージャー。
業界の中でも超やり手で有名。
「アイーシャダイニング」の低価格を武器に、デキシーズ新とわの店の競合店として乗り込んできた。
大胆な戦略と、行動力で一気にデキシーズの常連客をも取り込んでいく手腕はまさに豪腕。
THE働く女。キャリアウーマン的。
・サブキャラクター
尾鳥和香
CV:鎌田 梢
デキシーズ新とわの店のアルバイト店員。十羽野商業高校(通称トワショー)二年。小毬とは学校の友達。「まゆ」と呼んでいる 小毬真友子
CV:戸塚利絵
デキシーズ新とわの店のアルバイト店員。十羽野商業高校二年。尾鳥とは学校の友達。「のどちゃん」と呼んでいる 店長
CV:宮坂俊蔵
デキシーズ新とわの店の店長。めちゃくちゃ頼りない。仕事出来ない
■青春の1ページモードに登場しないサブキャラクター
「NEWラブプラス」公式サイト
※画面は開発中のものです。
※画面写真は、2D表示のものです。ニンテンドー3DSの3D映像は、同本体でしか見ることができません。
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NEWラブプラス
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