ニュース
「ロードス島戦記」がPC/モバイル向けにオンラインゲーム化決定。開発にはスーパーバイザーとして小説原作者の水野 良氏も参加
ロードス島戦記は,角川書店のゲーム雑誌のテーブルトークRPGのリプレイ記事から誕生した日本産のファンタジー作品。これまでにもノベライズやアニメ化など多数のメディアに展開された人気作だ。
現在のところサービススケジュールなどは明らかにされていないが,開発は本作の小説の原作者である水野 良氏をスーパーバイザーとして行われているとのこと。今後の動きに,大いに期待しよう。
ゲームオン公式サイト
「ロードス島戦記」のオンラインゲーム開発及び運営に関する
グローバルライセンス獲得に関するお知らせ
株式会社ゲームオン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:鄭 起泳、以下「当社」)は、株式会社角川プロダクション(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:奥出 信行、以下「角川プロダクション」)並びに株式会社スロウカーブ(本社:東京都千代田区、代表取締役:上條 誠、以下「スロウカーブ」)との間で、「ロードス島戦記」の PC及びモバイル端末向けオンラインゲームの開発及び運営に関するグローバルライセンス契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。
1.グローバルライセンス契約の概要
「ロードス島戦記」は、角川書店のゲーム・漫画雑誌のテーブルトーク RPG(注1)のリプレイ(注2)記事から誕生した日本産のファンタジー作品です。同作品は、小説をはじめ、コミック・テレビアニメ・ゲームなど多数のメディアで展開され、小説は累計発行部数が 1,000 万部に達するなど一世を風靡した作品となっています。また本作品では、呪われた島ロードスを舞台に、国家同士の争乱の中、人間やエルフなど多数の種族が協力し合い各地を冒険しながら戦っていく物語が描かれており、ゲームとの親和性が非常に高い内容となっています。
今回角川書店並びにスロウカーブとの間で締結した本契約において、当社は本作品の、PC及びモバイル端末向けオンラインゲームの開発権、及び全世界における運営権を許諾されております。今後当社は本契約に基づき、本作品小説の原作者である水野良氏をスーパーバイザーに迎え、「ロードス島戦記」のオンラインゲームを開発するとともに、日本及び全世界での運営サービスを展開する予定です。
当社は現在、自社 IPの獲得及び海外展開を事業戦略上の重要課題としておりますが、上記タイトルの制作開始により、「銀河英雄伝説」「電脳コイル」のブラウザゲーム化に加え3本目の自社制作作品を獲得することとなりました。今後も、当社のみならず、海外子会社 Geon Investment Co., Ltd.による投資活動、GameOn Studio Co., Ltd.における開発等を通じて独自コンテンツを拡充し、当社の事業拡大並びにオンラインゲーム市場の活性化を図ってまいります。
2.日程
平成 23年1月 24日 グローバルライセンス契約締結
3. 今後の見通し
当該タイトルの開発スケジュール及び日本以外の運営サービス提供地域、正式有料サービス開始時期は未定です。今期の業績に与える影響を含め、判明次第お知らせしてまいります。
(注1)テーブルトーク RPGとは、ゲーム機などのコンピュータを使わずに、紙や鉛筆、サイコロなどの道具を用いて、人間同士の会話とルールブックに記載されたルールに従って遊ぶ対話型のロールプレイングゲームを指します。
(注2)リプレイとは、テーブルトーク RPGのプレイの様子を記録したもので、ゲームで語られた物語等を小説やコミック等で表現したものを指します。
(注3)ブラウザゲームとは、専用のクライアントソフトウェアをパソコンへインストールすることなく、Webブラウザ上で動作するゲームを指します。
- 関連タイトル:
ロードス島戦記 -伝説の継承者-
- この記事のURL:
キーワード
(C)水野良・グループSNE/角川書店
(C) GameOn Co., Ltd. All Rights Reserved.