このゲームの読者の評価
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サクサク進むモンハン(PSP版の感想) 70 - 投稿者:Moobii(男性/40代)
- 投稿日:2012/01/13
- 良い点
- ・素材集めが簡単、敵にやられても即本拠地送りにされない、シネマティックシーンでボスをお手軽で確実に倒せる、とサクサク進むゲーム性。
・操作方法をカスタマイズできること - 悪い点
- ・サクサク進みすぎてストーリーがあっさり終わる(アフターストーリー込みで30時間で終了)
・グラフィックがPS1レベルの荒さ - 総評
- モンスターハンターをお手本にして、よりお手軽化したのが本作だと思います。「モンハンをやりたいけど時間がない!」という人にオススメできると思います。
逆にゲームをスルメのように楽しみたい人にはアッサリ過ぎて物足りなさを感じると思います。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 4 4 4 3 -
モンハン、GE、PSPoの仲間入りはできた……かな? 70 - 投稿者:tidus(男性/30代)
- 投稿日:2011/12/29
- 良い点
- ・グラフィック
スクエニといえばこれなんですが、前作である「アルカナ」は正直グラフィックがしょぼかったです。それでも中の上くらいでしたが。
スクリーンショットを見ると、「VITAのわりにはしょぼくないか?」って思っていましたが、動かしてみるとなかなか良い。
アンチャーテッドなどを見ると見劣りしますが、アンチャみたく急激にグラの高いゲームやると疲れやすいので、初VITAならこれが無難です。
・システムまわり
回収した素材は直で倉庫です。これは便利!
素材回収は○ボタン長押し。これも快適。
STARTボタンでメニューなんdねすが、前作と違いポーズがかかるようになりました。ファンタシースターといいアルカナといい、ポーズのないアクションゲームは苦痛でしたから、これは本当に良い改良!!
・マーセナリー
モンハンの何が気に食わないって、一人でしか狩りにいけないこと。アドホック前提でつくるのはいいんですが、四六時中友達や家族とやれるわけじゃない。そういう際は、GEやファンタシースターのようにマーセナリーがほしい。
今回ポカリ(勝手に略称)では数名のマーセナリー、また自分で好き勝手作れるマーセナリーを選択可能。
・ムービー
スクエニでは珍しいアニメ調のムービー。下手にしょぼいグラフィックでされるより断然いい。これはGEの影響かな? - 悪い点
- ・グラフィック
良い点に入れたものの、やはりまだまだ妥協しているように見える。
ちょっとアップになったらPSPレベルのグラ。動いたらかっこいいけど、一枚絵だとしょぼい。
前作に引き続き、マントを着てソード系を装備すると貫通します。どうにかなんなかったのか。
・敵の硬さ
英雄伝説シリーズほどじゃないですが、敵が硬い。
もっと柔らかくてよかった。
モンハンみたいにたっぷりじっくり倒すのか、GEみたいにサクサク爽快に倒すのか、まだどっちつかずな印象を受けました。
個人的には、ザコ敵は爽快重視、ボスはじっくりいきたいです。
そういう点では、ゴッドイーターが一番好みでした。 - 総評
- 前作「アルカナ」プレイ済。
まだ序盤も序盤をやっているんですが、ストーリーはついたものの、全体の雰囲気は前作「アルカナ」そのまんまです。
なので、PSPでやってもあんまり得はなさそう……。
しかし改良点は非常に多く、ようやく方向性が見えてきたな、と感じました。
ヴァーミリオンのようなテンポのいい戦闘、かっこいいスキル、ド迫力のアルティメットスペルがうまく再現できれば、モンハン・ゴッドイーターの狩りゲー2トップを脅かす存在になれると思っています。
ローンチタイトルで何がいいの? と聞かれたら、アンチャーテッドかコレをすすめるつもりです。
アンチャはたまにイラつく場面があったので、無難な方となるとこっちだと思います。
前作「アルカナ」でがっかりしたみなさん、お金に余裕があるのなら、ぜひ買ってみてください。
「いいじゃんいいじゃん」ってなる! ……と思います。 - プレイ時間
- 5時間以下
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 3 4 3 3 -
進歩はしている、それでも足りない 50 - 投稿者:Yuu(男性/30代)
- 投稿日:2011/12/22
- 良い点
- >キャラクターの造りは思ったよりも綺麗に。
Vita版だからかどうかは分かりませんが・・・
また世界観に合わせてか装備品のデザインが奇抜なもの揃いなので、そういった意味では斬新。
>ハンティングアクション系のゲームでありながら「ザコ戦までもシンボルエンカウント制」という、ある意味恐ろしかったシステムが”半分”廃止。
”半分”というのは中ボスクラス以上の敵は引き続きエンカウント⇒専用のバトルフィールドで戦闘、という流れが相変わらずなので。
とはいえその点は許容範囲。
>ロックオンした時に部位によってマーカーの色が変化する。
弱点や部位破壊が可能であることがロックオンマーカーの色で一目で分かります。
敷居が低くなるという点で良い改良だと思います。部位破壊でなければ手に入らない素材というのが本作にもやはり存在するので、そういった意味でのストレス軽減にはなっています。
ただ、その部位が狙いやすいかどうかというのは全く話が別なので念のため。
>細かい改善点の数々。
例えばクエスト中に入手した素材は全て所持アイテムとは別に保管されるようになり、所持品は消耗品だけ管理すれば良いようになりました。
また移動は常時ダッシュ相当となりパルス(いわゆるスタミナ)を消耗しない、ボタン押しっぱなしで連続収集が可能、マスターガーディアンのコアは必ず入手できる、ロックオンは押しっぱなしでなくても可能、など素直に改良が認められる点は多くあります。
公式サイトでは胸を張るかのように「前作からの改良点」と称して約140点ほどの改良点のリストを挙げています。
・・・が、はっきり言ってしまうと「まだまだ改良が足りない」のですが・・・ - 悪い点
- >敵が色んな意味で強い。
タフさ。
ボスはまだしも、ザコ敵ですら攻撃を当ててもなかなか怯みません。
両手剣を持ってだいぶ格下の敵を攻撃すれば一発で怯んでくれますが、
重量級の武器を使っても何度も攻撃しないとダウンするどころか怯みすらしません。
これに対して弱い攻撃1発でも大抵のけぞってしまうプレイヤーキャラ・・・
機敏さ。
プレイヤーの動きの重さに対して、敵(特にマスターガーディアンという大ボス系)はやたら動きます。
敵の隙を突いて攻撃するのが基本なのですが、
後半になってくると遠距離攻撃を除き「攻撃を受けずに攻撃を当てる」事が困難になるほど敵が機敏になります。
特に重量級の武器を使っている場合はクロスカウンター覚悟で攻撃しに行かないと攻撃する機会が無いことが多く、ノーガードの殴り合いのような様相を呈してきます。
また「魔法攻撃か間接攻撃武器しか届かないのに、魔法攻撃を当てるとカウンターダメージを返してくる」という、あまりにも理不尽な状態になることもあります。この例の場合、待つしかありません。
>攻撃力のバランスが劣悪。
例えば片手剣と両手剣では攻撃力に1.5〜2倍の差があります。
これがモンスターハンター等であれば敵の防御力は割合で計算されるために軽量級の武器でもある程度のダメージは保証されますが、
本作は攻撃力が低すぎれば「ダメージ1」です。どうしようもありません。
軽量武器は当てやすいがダメージが非常に低く、重量武器はダメージが通りやすいが当てる事自体が困難。
こう書くと一長一短で良いバランスに聞こえるかもしれませんが、どちらも恐ろしく極端です。
「軽量武器は存在価値が無い」と言われてしまうのはこれに起因しています。
軽量武器は格下相手にしか使いようがなく、そしてこのゲームバランスは終盤になっても不変です。
またランダム発生する突発クエストでは重量級の武器ですらダメージがほとんど通らない格上の敵が予告なく出現する場合があり、
1体の敵に対して同じ1つのフィールドで20分30分と延々殴り合うか、諦めて即リタイアするかという理不尽な2択を迫られる場合もあります。
>改善点が多い一方、改善されなかった点も多い。
いくつか例を挙げます。
ガードと回避が同じボタンであり、パッドをニュートラルにして押すとガード、パッドを入れながら押すと入力した方向に回避します。
これは一切修正されず、意図しないミスが度々起きます。ガードしようとして回避が誤爆、そしてその逆をやってしまうといった事態が何度も生じます。
一定以上のダメージを与えて弱った敵をロックオンしていると画面がナナメに傾く「ナナメティック」と揶揄される仕様も相変わらずです。
公式サイトには「フィニッシュ前のナナメ具合の角度を調整した」とありますが、画面を強制的にナナメしなくても弱っていることを表現する方法はいくらでもあったのでは・・・
面倒さから前作で不評だった「フィールド活性化」と「コア」の概念は変わらず存在します。
装備品を生産するためにモンスターのコアを入手したい場合、その敵のいるエリアが「活性化」という状態になるまで待たなければならず、この活性化するエリアがランダムであるためにゲームテンポを急ブレーキさせる要因になっています。
この条件を満たして敵を倒したとしても、一部を除きコアを100%確実に入手できるとは限りません。
活性化の点を考えなければ単純に他の素材と同様、ランダムで入手できるものには変わりはないのですが
活性化という余計なシステムを付けた結果、面倒さが目立ってしまっています。
他の素材同様「敵を倒せばランダムで入手」とすれば恐らくここまで気にはならなかったでしょう。
これはコアの存在が不要というよりは、活性化のシステムが不要だったと思います。 - 総評
- ・グラフィック
PSP版を見ていないので比較はできませんが、
キャラクターはリファインされて綺麗になった印象です。処理落ちも感じません。
ただキャラクターは綺麗なのですが、草木など背景の地形の造りが雑な印象は変わらず。
・サウンド
耳に残るようなBGMは自分にはありませんでしたが、
すごくミスマッチなBGMがあったわけでもないので普通。
・快適さ
本作一番の問題点であり、残念ながら前作からの大部分は「そのまま」となっています。
ザコ戦におけるエンカウント制の廃止は前作から見れば大きな進歩ですが、普通に考えたら「これで当然だ」というレベルです。
「両手武器だけあれば他は不要」と言われた攻撃力バランスが全く改善されなかった点は大きな欠点です。
「弱くても頑張れば好みで使える」というレベルではなく、ダメージ1桁では何もできません。
動作の重い両手武器の使用を半ば強制させられるのは、何とも納得のいかないゲームバランスです。
・熱中/ストーリー
ハンティングアクションというジャンルのゲームにおいて敵を倒すことそのものは過程であり、
「敵を倒すことで新しい素材を手に入れ、新しい装備を作って強くなる」という部分が最も楽しみを見出せる部分ですが
いまだ問題点が山積する操作性およびゲームテンポがその足を引っ張っています。
ただ「敵を狩って装備を強くする」という点においては同ジャンルの他ゲームと同じであり、その点を楽しむのが正しい本作の遊び方だと思います。
・ボリューム
メインストーリーのクリアだけなら、多少素材集めで寄り道しても20時間かかりません。正直薄いです。
となるとやはりマルチプレイで楽しむことに・・・となるのですが、
2011/12/22現在、Vita自体がPS3のアドホックパーティに対応していない点が非常に残念です。
これはソニー側の対応の問題なので、スクウェア・エニックスにどうこうという問題ではないので評価には考慮していません。
・総括
レビュータイトルは率直な感想です。
もう少し言うなら、細かい点を修正した割にはゲームバランスに関わる大きな問題点は改善されなかった、というのが本音です。
前作を経験した事がある人からすると、ある程度まともに遊べるようになっているでしょう。
しかし前作を未経験の人が同じジャンルのゲームである『モンスターハンター』や『ゴッドイーター』と同じような感じで買うと痛い目を見てしまうかもしれません。
悪い点に挙げたところはどれも無視できないレベルの問題なので、PSPを持っている方であれば事前にPSP版の体験版に触れてから判断した方がいいでしょう。
持っていないなら「覚悟をして」という一言しかありません。
重厚なファンタジー世界という世界観は最近のゲームとしては珍しいのですが、
肝心のゲーム性には多少ならず難があると言わざるを得ません。
ただこれらの問題点を承知の上で、このゲーム独特の雰囲気を楽しみながら「狩りゲー」をやりたい、というのであれば考えてみるのも悪くないでしょう。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 3 1 2 2
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