このゲームの読者の評価
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良かったのは広告戦略だけ 30 - 投稿者:semipop(男性/30代)
- 投稿日:2012/12/17
- 良い点
- ・雰囲気はまあまあ
・発表から発売まではワクワクした広告。サイト上にてパスワードでトレーラーが見れたり、発売前情報が少なく、謎の多い、ゆえに引き込まれるものがあった - 悪い点
- ・グラフィックはPS2レベル
・操作性がかなり悪い
・シナリオがつまらない
・ストーリー演出がワンパターンで、細切れのように繋がっていないので、面白くない
・選択肢の選びよういかんによって、マルチエンディングになりそうな展開なのに、1種類しかエンディングが無い(本当に微々たる変化が後半には一応起こる)
・曲数が少なすぎる(メインテーマ曲は印象的だが、同じ曲をひたすら聴かされるので飽きる) - 総評
- 無料Flashゲームレベルの作品だった。1000円の価値はとてもない。
おそらく購入者は同じSCEのDLソフト「風ノ旅ビト」を気に入り、アート系の安価ゲームに興味を持った人が多いのではないだろうか。
またSCEの「ヘビーレイン」が好きで、似た雰囲気をもった「DATURA」に興味を持った人もいるかもしれない。
私がそうだ。
結果的には想像通りのタイプのゲームではあった。「DATURA」は「風ノ旅ビト」同様にアートであるし、「ヘビーレイン」同様に倫理観を問われる選択をさせられるゲームだった。
その点は期待通りだ。
しかし、全体的にゲームとして、アートとしての出来が悪過ぎた。
操作性の悪さやグラフィックの幼稚さの性でキャラクターを動かすことが楽しくない。
シナリオは心理テストをひたすら答えていくだけのようなもの。制作者が伝えたいメッセージは分かるが、「ヘビーレイン」のように結論に至る過程をしっかり描いていないので、とても薄っぺらく感じる。せめてマルチエンディングにしてほしかった。
開発会社は元々ムービー専門のところらしいので、エンディングにしっかり美しいカットシーンがあればもう少し印象は変わったかもしれない。
決して需要が多くないこの手のゲームへチャレンジした精神は褒めたいが、作る価値はあっても販売する価値は無かったように思う。
SCEJももっと別にローカライズすべきゲームがあるのではないだろうか? - プレイ時間
- 5時間以下
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 2 2 1 1 2
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