OUYAの一般向け発売は2013年6月。公式サイトでは予約受付もスタート

　Kickstarterで，約860万ドル（約8億円）の開発資金を調達したことで話題になった超小型のコンシューマ機「OUYA」だが，一般向けの販売が2013年6月に行われる見込みであることが明らかになった。価格は当初の発表どおり99ドルで，追加のコントローラが49.99ドル。公式サイトのほか，Amazon，Best Buy，GameStopといったメジャーなショップでも予約受付が始まっている。

　現時点では，具体的な発売日は発表されていないものの，GameStopの予約ページには「2013年6月25日」という記載がある。公式サイトでは送料25ドルで日本へも発送してくれるので，気になる人は公式サイトをチェックしてほしい。

「OUYA」公式サイト

　写真を見る限り，これまで公表されていたクロムシルバーや開発者用のスケルトン仕様と異なり，一般向けのOUYAはかなり黒みがかったシルバーになっている。NVIDIAのTegra 3を搭載し，最新版のAndroid OSとなるAndroid 4.2（Jelly Bean）を使用した，そこそこパワフルなOUYAは，リリースされるゲームがすべてFree-to-Playであることも特徴の一つ。従来のコンシューマ機とは大きく異なるビジネスモデルの成否にも，注目が集まりそうだ。